甲斐市敷島から作業を終えて帰りの道中にて。雨上がり、虹が見えました。
農繁期を前に準備進行中
ブドウ栽培はこれから徐々に忙しくなりつつありますが、今年は冬が寒く春の訪れも遅かった事もあり、ゴールデンウイーク以降に本格的に忙しくなって来る見込みです。(今年は植え付ける新しい畑を借りていない事もあります。)とは言え余裕のあるうちに着々と仕事を進めて行かないと・・・。
例えば、植えたばかりの若木が草に負けない様に周りを草取りしたり、
(写真は、昨年新植したシャルドネとシラーの畑にて。ここの畑でも芽が膨らんで来ています。)
あるいは、農薬散布に使う農作業機械(スピードスプレーヤー、あるいはステレオスプレーヤーとも言います。普段は「SS」と略してる。)を奇麗にしたり、
他にも資材置き場を整理整頓するなど、いろいろあるのです。
それにしても、雨上がりの今日は天気が良く、ポカポカ陽気でした。
圃場の近くでは、南アルプス(左写真)や富士山(右写真)がよく見えました。まだ白く雪を冠っています。山の春は遠いです。
でも、季節は進んで来てます。4月6日(左写真)に満開になって来た甲斐三宮の「玉諸神社」の桜が、今日(右写真)では葉桜になりつつあります。今日は甲斐一宮・二宮・三宮の神幸祭(おみゆきさん)の日で賑やかでした。
結果枝の誘引
結果枝の誘引作業がひとまず完了しました。長梢剪定では必須の作業です。剪定で残した枝の配置を整えて(=整枝)配置を決め、結果枝を棚や垣根の針金に専用のテープで固定します。
写真は、棚栽培でX字長梢仕立ての、とある畑にて撮影したものです。左の写真が誘引後ですが、右の誘引前と比べ棚面がすっきりし均等に結果枝が配置されています。良く注意すると分かりますが、赤い矢印の枝が誘引後無くなっています。剪定で不要な枝は落としてますが、更なる見直しを行って敢えて込み入った所を整理したためです。
ところで、マスカット・ベーリーAの畑では、芽が「脱包」しました。冬場芽を保護していた殻が取れて、綿状の芽の中身が現れてます。いよいよ本格的な春到来です。
ようやくBlogを更新しました。
三寒四温の今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?しばらく更新が滞っていたBlogですが、過去の出来事も含めて今日アップしました。
色々あって心に重しがのしかかっていたのですが、次第に晴れ間が覗いて来ました。よく『明けない夜は無い』とは云いますが、そうは云っても『晴れやかな日々』が続くことはありません。人生色々浮き沈みがあるもんです。
とはいえ、今日はあっという間に雨模様となり、夕刻には奇麗に晴れましたね。で、ちょっと時間を作って甲府の愛宕山から見た町並みと遠くに見える山脈を移したのがこの一コマ。
雲の向こうで隠れてしまってますが、視線の先は南アルプスの山脈の方向です。太陽の光に照らされる甲府盆地の風景を見ると、なんだか心が和みました。