甲府の最高気温は、28.7℃!

今朝は早出して圃場の草刈りを鋭意進めて来ました。ここ2日間肌寒かったのが、一転しての夏日ですから・・・。
(写真は、今朝の南アルプス北部の山々)



  

今日の主役はこちら。(昨年購入しました、「侍まさお」と刈り払い機。)
 垣根の畑始め、7ヶ所の内4ヶ所を奇麗にしました。(右写真は刈り込んだ後の垣根の圃場)


  

その,垣根の畑のシャルドネはここまで葉が開きかけております。(左写真)
 シラーは右写真の通り。


そして,別の圃場に移って。こちらが,甲州。ようやく葉が見えて来ました。

展葉始め

先日掲載したマスカット・ベーリーAの畑。ここまで進んでます。(昨年は14日にこの状態)
 ちなみに、垣根のシャルドネとシラーは芽がかなり膨らみ、晩生の甲州はようやく脱包して来てます。


今、山梨は桃の花が見頃です(リンク先は、「ビタミンやまなし公式ブログ」)。今晩のニュースウオッチ9NHK)のお天気コーナーでは、笛吹市一宮の満開桃源郷が写し出されてました。

農繁期を前に準備進行中

ブドウ栽培はこれから徐々に忙しくなりつつありますが、今年は冬が寒く春の訪れも遅かった事もあり、ゴールデンウイーク以降に本格的に忙しくなって来る見込みです。(今年は植え付ける新しい畑を借りていない事もあります。)とは言え余裕のあるうちに着々と仕事を進めて行かないと・・・。


例えば、植えたばかりの若木が草に負けない様に周りを草取りしたり、
(写真は、昨年新植したシャルドネとシラーの畑にて。ここの畑でも芽が膨らんで来ています。)

あるいは、農薬散布に使う農作業機械(スピードスプレーヤー、あるいはステレオスプレーヤーとも言います。普段は「SS」と略してる。)を奇麗にしたり、

他にも資材置き場を整理整頓するなど、いろいろあるのです。
それにしても、雨上がりの今日は天気が良く、ポカポカ陽気でした。


  

圃場の近くでは、南アルプス(左写真)や富士山(右写真)がよく見えました。まだ白く雪を冠っています。山の春は遠いです。


  

でも、季節は進んで来てます。4月6日(左写真)に満開になって来た甲斐三宮の「玉諸神社」の桜が、今日(右写真)では葉桜になりつつあります。今日は甲斐一宮・二宮・三宮の神幸祭(おみゆきさん)の日で賑やかでした。

結果枝の誘引

  

結果枝の誘引作業がひとまず完了しました。長梢剪定では必須の作業です。剪定で残した枝の配置を整えて(=整枝)配置を決め、結果枝を棚や垣根の針金に専用のテープで固定します。
写真は、棚栽培でX字長梢仕立ての、とある畑にて撮影したものです。左の写真が誘引後ですが、右の誘引前と比べ棚面がすっきりし均等に結果枝が配置されています。良く注意すると分かりますが、赤い矢印の枝が誘引後無くなっています。剪定で不要な枝は落としてますが、更なる見直しを行って敢えて込み入った所を整理したためです。


ところで、マスカット・ベーリーAの畑では、芽が「脱包」しました。冬場芽を保護していた殻が取れて、綿状の芽の中身が現れてます。いよいよ本格的な春到来です。

ようやく甲州に芽傷を入れました

  

今日、甲州種の結果枝に、萌芽を向上させるための芽傷を入れました。昨年は3月24日でしたが、寒さが厳しく冬が長引いた今年は4月に入ってからになってしまいました。芽傷の後は、結果枝の誘引作業が本格化します。
水揚げも始まり、ブドウの樹が動き出しているのが実感出来ますが、ここ数日は、昼間暖かい日差しがあっても冷たい風が結構吹いてますので、ちょっと春が足踏み気味に感じます。(桜の開花宣言が出てるんですけどねぇ・・・。)