2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Sonomaのワイナリーを訪ねて(後編)

ひなびた感じのSonomaは、ヨーロッパに通じるそこはかとない郷愁と古き良きアメリカの大らかさといった雰囲気を併せ持つ地域で、居心地の良い感じが漂います。後半は奇しくも日本人が手掛けているワイナリーを二軒、連続して訪問しました。 詳しくは「続きを…

Sonomaのワイナリーを訪ねて(前編)

サンフランシスコではコンドミニアムにて宿泊。皆でワイワイガヤガヤと食卓を囲み、ビールとワインを愉しみました。 そして29日は、今回の旅のもう一つの目的であるソノマ(Sonoma)のワイナリー訪問へ。在カリフォルニアワイナリーのツーリズムが専門の現地…

ソノマの風に吹かれて、、、。

現地で生で味わう。これこそが、ワインと地域の真の姿を知る確実な手段です。教科書読むだけでは表層しか知り得ない。いや、下手をすれば間違った先入観に洗脳されかねません。本当に、「生のSonoma」を訪れてみて良かった。

Anderson's Conn Valley Vineyards訪問

サクラメントの展示会を終え、次の日はサンフランシスコへ移動。その道中、ナパ(Napa)に立ち寄りました。今回は、Anderson's Conn Valley Vineyardsを訪問。アポ無しだったのですが、営業のDaveが出迎えて快く応対してくれました。陽気なナイスガイでよく…

Unified Wine & Grape Symposium 2010 視察

27日は、サクラメントのConvention Centerにて開催されている、アメリカ有数のワイン&ブドウ関連のシンポジウムに出席。醸造や栽培関連の企業が出展する展示会場で最新の動向を探るのが目的です。 醸造関連の機器、樽、分析機器、苗木等様々なアイテムが出…

サクラメントでのスナップ

サンフランシスコ国際空港から85マイル(≒137km)北東に向かうと州都のサクラメントに到着します。ここが26・27日の宿泊地です。州の議事堂が見えてきました。 夜のOld Sacramento。古い町並みを残す一角です。土産物屋や飲食店等いろいろなお店が軒を連ね、…

いよいよアメリカへ

1月26日から30日(現地時間)までアメリカ・カリフォルニアへワイン関係の展示会とワイナリー訪問のために出掛けていました。 ワイン関係の職に就く知人と5人で見聞してきたことをいろいろと書き綴って行きます。(写真はサンフランシスコ国際空港の入国受付…

『山梨の“農”をつくる人々』に参加して

『山梨の農育食育2010』と題した講座が開催中ですが、「ワインとブドウ」というテーマでの講座がこの日山梨学院大生涯学習センターにて行われました。 今回の催しでは、当Blogでも過去に幾度も取り上げましたお二方・池川総合ブドウ園の池川仁氏とシャトー酒…

テクニカルなフィードバックは、分野を問わず必要。

山梨県ワインセンターにて甲州種ワインの官能評価会が開催されました。 異なる立地条件の園場から収穫された甲州ブドウを一定の条件で醸造し、完成したワインがどのような味わい・薫りになるかを関係者で評価します(今回は、小生も評価の一員として参加)。…

「生きている化石」にはなりたくない

日航が会社更生法の適用を申請しましたが、絶対に潰れないと信じていた人達はいったいどのように思っているのでしょうか? もう、右肩上がりの幸せな時代は過ぎ去っているのに、相変わらず『昭和の郷愁』に浸っている人もいるようで、開いた口が塞がりません…

植物(ブドウ)の生理を理解していない剪定方法を提示するのはいかがなものかと、、、。

ある果樹園芸技術の雑誌に、甲州種におけるX字型長梢剪定の解説が掲載されており、師匠と栽培者仲間・私の3名でこれを読んだところ、絶句する他ありませんでした。(3人とも、「間違ったことを平気で書くなんて、、、。」と呆れてました。技術書がこのような…

課題を抱えたままの“船出”なのは事実

同じ日に全国高校サッカー選手権で山梨学院大付属高サッカー部が優勝パレードしたニュースが大々的に報道されたこともあり霞んだ感がありましたが、先日甲州ワインの海外でのプロモーションが英国にて行われました。 「和食に合う」味と香り好評 甲州種ワイ…

「鶏が先か、卵が先か。」と議論する前に

本当に「ワイン立国」を成し得るためには、『信頼』と『共感』が醸成されなくてはなりません。利益追求の側面だけが強調されてしまう資本主義ですが、実際は人々の『信頼』と『共感』を得てこそ、『契約』が成立するのでは、、、。

あけましておめでとうございます

2010年が始まりました。 小生自身、そして皆様にとってもよい年でありますように。本年も何卒宜しくお願い致します。