2023-01-01から1年間の記事一覧

“アヴァン甲州”の風に吹かれて…

甲州種、山梨県を中心にいまや全国各地で栽培されてつつある日本の固有品種。そのルーツも解明され、現在はOIV(国際ブドウ・ワイン機構・http://www.oiv.int)にも登録され、国際的にも認められつつある。【参考】独立行政法人・酒類総合研究所 広報誌NRIB…

続・デラウェアはワイン用ブドウの夢を見るのか?(前回の補足)

デラウェアはワイン用ブドウの夢を見るのか?(2023年10月3日投稿) okkuu-daaman.hatenablog.jp前回↑の記事を投稿しSNSでも共有したところ、それなりに反響を頂きました。 そこでご指摘頂いたこともあるのですが、私自身気になることでもあったので少し深掘…

デラウェアはワイン用ブドウの夢を見るのか?

正直、私は過去、ワイン用のぶどうとしての可能性を余りデラウェアには見出していなかった…。日本のワインで言うと、純然たるワイン用のぶどう・いわゆるVitis Vinifera 種(以下、ヴィニフェラ種)のものや、甲州種、マスカット・ベーリーAに代表される“善…

「評価」を評価する事の難しさ(その2)〜「最もまずい」と評価されたワインが金賞受賞した話

今、SNSの界隈でワインに関するこちらのネタが話題を賑わしている…。ソムリエに「最もまずい」と評価された400円の激安ワインが国際コンクールで金賞を受賞してしまう(Gigazin、2023年9月14日記事) gigazine.netSNSでのシェアや引用などでは… 「ソムリエは…

リーデル大阪店に“甲州グラス”のことで聴きに伺いました。

残暑が厳しい今日この頃ですが、今年の夏は大変ですね…(何度この言葉が挨拶に出てくるか・苦笑) 当方の収穫が一段落し、ワインの発酵が進みはじめたので、少し安心です。8月26日、梅田のHarbis ent内に開店してもうすぐ1年となります、リーデルの大阪店に…

『日本の自然派ワインの現状をどう分析していますか?』の読後所感

ようやく、目を通すことが出来た。一般社団法人・日本ソムリエ協会発行の機関誌『sommelier』191号(2023年3月号)に掲載された、『日本ワイン紀行』でお馴染みの小原陽子さんによる、メルシャン株式会社・安蔵光弘氏へのインタビュー記事を遅ればせながら拝…

開業1周年を迎えて…

今日も無事仕事を終え、何事もなく一日が過ぎようとしている。そして、本日5月20日は開業からはや一年…。osaka-grapeandwine.com去年の6月20日に、本Blogはじめ各種SNS等でお披露目しましたが、実際の開業届上の日付は本日となっております。出たとこ勝負と…

おおさかワインフェス2023 ご来場の皆様へ

(追記:4/21 16時08分、駅から会場へのアプローチを更新しました。お間違えのない様にお願いいたします。)こんにちは❗️すでにInstagramやFacebookでお知らせしている通り、4月23日(日)は4年ぶりの“おおさかワインフェス”の開催日です。 ご来場の皆様への…

なぜ僕は、“ドサ回り”を続けるのか・・・。

久方ぶりに、山梨に行って参りました。過去の自身の記録を見たら、2016年の2月下旬(しかも日帰り)だったので、宿泊してじっくりとなると感慨深いものがある。 さて、昨年から独立し事業を起こしてからは、出来る限り他産地に足運ぶようになっている。かつ…

新年のご挨拶

おはよう御座います。「新年明けまして…」と申し上げたいところですが、昨年母親が他界しました故に、ご容赦のほどを。皆様におかれましては、良き一年でありますよう祈念しております。 本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。Twitter:奥田 大輔 (@okkuud…