ワイン一般

毎日が新しい発見

移り住んだ先の環境に慣れ親しむ一方で、栽培の仕事に精を出している今日この頃です。ここ半月は怒濤の勢いで引っ越し後の後始末に手続きがあったり、不器用故の戸惑いもあってくたくたにもなりましたが、それよりもいろんな発見が自分の肥しに成っています…

あ、これはお手本ですね♪

以前、ノン・バリックのシャルドネワイン(日本の)を取り上げましたが、此方はある意味「ベンチマーク(指標)」と思って飲んでみて欲しいワインです。 『ケイペル・ヴェール シャルドネ・アンウッディド(2003)』 いやぁ〜、参りました。収穫年が2003年な…

コンクールのあり方

酒類に限らず、コンクールは議論の的となり、ましてや千差万別の嗜好品だと話はややこしくなるのが世の常。 先日の記事で触れましたが、国産ワインコンクールの結果が発表されました。やはり、ネット界隈では結構話題になっているが、なかなか表には議論が出…

栓の事だけでもまだまだ。

以前ヴィノロック栓を本Blogで取り上げましたが、都農ワインさんで使用している(下記リンク先でも記している。)ZORKのクロージャーでリサイクル可能なタイプが紹介されてます。 一石三鳥、リサイクル可能なエコ栓の実力 (フォレスター社のワイン総合情報…

マスカット・ベーリーAはVinifera:Labrusca=50:50ではありません。

先日、岩の原葡萄園訪問の際にも触れました、川上善兵衛翁の交雑品種の系統に関しての補足です。(異なる種での掛け合わせなので、「交配」ではなく「交雑」(Hybrid)です。念のため。*1) 一般に、マスカット・ベーリーAはお題の様な捉え方をされてますが…

第12回 Japan Wine Challenge(2009)の結果速報

熊本ワインさん(2008年10月12日訪問)の『菊鹿シャルドネ ナイトハーベスト(Kikuka Night Harvest Chardonnay Barrel Ferment 2008)』“Trophy for Best New World White Wine”を受賞したとのことです。 あと、国産ワインコンクール公開テイスティング募集…

人間・この無力で悲しい存在であるもの、、、。

20世紀における現代思想の巨人、クロード・レヴィ=ストロースの講義を要約した訳書の書評を綴った記事を目にしたのですが、思わず惹かれたのが下記の文章です。 全体として描かれているのは、冷たい社会の人々が謎に満ちた世界を理解し、社会の存在する意味…

見て来たかのように言うな!

どうも文系(本当は二分法でカテゴライズするのはいけないのですが。ここでは便宜上。)の人間は「論理的で重層的な思考」をせず、一段階の「思いつき」で全てを語ってしまうのでしょうか??? 東洋人は西洋ワイン用語を理解できない?! (フォレスター社…

「甲州」種の問題はある意味日本の諸問題の縮図(その2)

(その1)より続く。 引き続き、パネルディスカッションで討論された内容について要旨を箇条書きにした形で取り上げて行き、最後にまとめとして小生の意見も交えながら締めくくりたいと思います。また長文となってしまいますが、出来るだけ内容を忠実に反映…

「甲州」種の問題はある意味日本の諸問題の縮図(その1)

今年は特別に2回開催された『甲州種ワインを愉しむ会』。前回のVol.1(2009年1月24日開催)では日常の食卓に甲州ワインを合わせて頂くための実践セミナーで楽しくためになる会でしたが、今回のVol.2は同じためになる話でも、産地の未来を占う重要な問題であ…

半可通ではなく、正しく・噛み砕いて伝えることが出来るかが大切

人々は自分が手にするものに対し、そのときの身の丈にあった相応の価値を求めますが、必ずしも合理的な判断だけで全てが決まるわけではないという一つの例です。 脳が語る「不況だから値下げ」の誤りニューロマーケティング〜話題の新手法の実力【その2】 (…

メルシャンさんの『2009年ワイン事業方針』

それから、大手さんの一角よりニュースリリースが発表されていましたので、参考までに。 〜ワイン事業理念「確かな味わい、ひとつ上の時間。」をお客様にご提供するために〜 (2009年1月13日付発表)

甲州市に「ワイン認証制度」が導入される予定です。

かねてからの懸案とされてきた本制度ですが、元々は合併前に旧勝沼町で施行されていた条例を旧塩山市等併合した地域も加味して構想されて来たものがようやく形になる模様です。 甲州産ワイン:認証制度導入へ 市が10年産から (「毎日jp」より、2008年12月6…

「実際のところ、金融危機のおかげで人間はより賢くなった」とはとても思えない(苦笑)

仏最大ワイン産業展「ビニテック」、金融危機を乗り切るワイン業者の工夫 (「AFP BB News」より) 「ビニテック」共催者のFrederic Espugne氏は、こうしたワイン産業におけるエコ対策の高まりを「金融危機の好ましい副作用」とみる。同氏によると、生産過程…

貴方が飲んでいる“アルコール”も危険物です

あるWebサイトで、バイオ・ギーク(「バイオダイナミクス(ビオ)*1おたく」というのでしょうか。盲目的にビオのワインを礼賛している人です。)のお話が取り上げられていました。(内容に関しては書くと長くなるので省略。) これを読んで思い出したのが、…

弟が釣ってきてくれた魚を美味しく頂きました。

釣り好きの弟が真鶴で釣ってきた鯖です。手早くおろしてくれました。あとは小生にバトンタッチ。塩・胡椒・料理酒・ワインビネガーで下ごしらえします。 今回のメニューはその魚と夏野菜(きゅうりにプチトマト・ズッキーニにアスパラ)をバジルソースにて和…

なんで「通り一辺倒病」になるのかなぁ???

昨日、ちょっと仕事でとある大企業さんにお邪魔してましたが、その企業さんは「今をときめくIT関係の産業」(と、いう言い方が通り一辺倒だなぁ。苦笑)ではないのだが、決して内輪受けではなくいかにお客さんに使ってもらいしかも普段の生活を心豊かにする…

どっかで聴いたことある手法ですな(笑)

「山仁酒店」の大橋健一氏(ワインに関心のある方なら、ご存知の方と思いますが。)の書くコラム『旬のワイン』にて取り上げられていたのが、 無為自然なすりおろしリンゴの味わい (「ドリンク&ワイン/グルメニュース : YOMIURI ONLINE」より) 「どっかで…

ワインボトルの軽量化に着手

2008年3月26日に取り上げた記事でワインボトルの軽量化について一言申し上げたのですが、サントネージュワイン(アサヒビール)が乗り出したというニュースリリースが。 ワイン瓶の軽量化により、製造時や輸送時のCO2排出量を削減〜『軽量ワインボトル』を開…

やはりどこか歪んでいる「単純消費至上主義」

消費が無ければ経済は回らないのは自明の理ですが、欲望だけが先行して節操も無く消費するとこういう痛い目に、、、。 遠洋マグロ採算割れで初の休漁へ、メバチ・キハダ値上がりも (「YOMIURI ONLINE」より) 原油高共々ダブルパンチに見舞われてますが、振…

こういう天気のいい日にこそじっくり頂けるビールを

発泡酒:4社とも糖質ゼロ商品好調 メタボ対策で追い風? (「毎日.jp」より) あんまり意味の無いような糖質ゼロのビールもどきを、結局は沢山消費させられてるだけで、「糖質ゼロでたくさん飲んでもオッケー」と短絡して飲みすぎ・喰いすぎに繋がり余計メ…

地球温暖化より喫緊の課題

温暖化という科学的にも得体の知れないのより、こちらの方がもっと重要なはず。 食糧危機に「重大な懸念」=国連人権理(「時事ドットコム」より) 実体が伴う問題だけに、認識を深めた上で冷静かつ迅速な議論と意見の集約がされることを願う他ありません。

どうせやるなら手造りで!

この、Do it Yourself精神には「マジですか!?」と驚嘆すると同時に、それを屁とも思わず臆面も無く商品化する心意気は天晴れです。 世界初の個人向けワイン造りキット (「ドリンク&ワイン/グルメニュース : YOMIURI ONLINE」より) しかも、自分でブドウ栽…

モンダヴィ氏逝去

カリフォルニア・ワインの存在が世界でクローズアップされた契機はいろいろありますが、そういった動きの中での重要人物の一人が、ご存知ロバート・モンダヴィ氏です。 カリフォルニアワインの父 ロバート・モンダビさん死去 (「asahi.com」より) 元のソー…

ここまでヨイショしなくても、、、。

本当に可能性のある所なの?(苦笑) 中国が半世紀後に世界をリードする生産国!? (「ドリンク&ワイン/グルメニュース : YOMIURI ONLINE」より) 温暖化の話もまだ結論は早いというのに、先走りしてその後どうなるかを考えると不安がよぎります。 それよ…

こちらも転換点に

例の、「和解」の話(笑)はさて置き、、、。 今日は、特別の日(「雁屋哲の美味しんぼ日記」2008年5月12日付記事より) 始めた頃、私は自分で食についての知識は持っているつもりだったが、今は私より遙かに沢山の知識を持った若い人が増えている。 ただ、…

『自然派』・『亜硫酸無添加』といった枝葉末節より大事なこと

よく、『無添加ワイン』が持て囃されたりしていますが、そういったことより人様の口に安全に行き渡ることが何よりも重要です。(もっとも、「よいブドウ」であることが大前提ですが、、、。) ワインの酸化防止について (「ココ・ファームワイナリー:Webシ…

正しい「情報開示」、そして誠実な「コミュニケーション」を。

2008年4月28日の記事と、2008年5月8日の記事で取り上げた「白骨温泉」の『あの後』の完結編です。爆発的に情報が広まるこのご時世、その情報をどう扱い・どう咀嚼していくかが問われるという大切なテーマがこの一連のシリーズで問われていると思います。 涙…

答えは「グラスの中」では無い、きっと「ブドウの樹」にある、、、。

食べ物は、身体そのものの糧となるだけでなく五感に訴えかけ『人の心』を揺さぶるものでもあります。目の前で育って行くブドウに手を掛け、その先へ行き渡る人々のことを想うと、いろんなことが頭をよぎり、自問自答を繰り返すことしきりでした。 ワインがブ…

欲を制御する「大人」な接し方を

メディアで取り上げられると、名前やキャッチフレーズだけで揺れ動くことが往々にしてありがちだと、小生が2008年4月28日の記事で取り上げましたが、人間の考えてることはどこでも同じようで、、、。 松田雅央の時事日想:安全なものが食べたい!―ドイツ・ビ…