うわべだけの理解で終わらせてはいけない

世間ではWBCのお祭り騒ぎが続いておりますが、これだけ盛り上がったのですから、トリノでの教訓も含め、野球に限らずスポーツそのものに対するスタンスを見直すエエきっかけとなったのではと思います。
そういう意味では、我々一般人の目が肥えてきたにも関わらず、マスコミは相変わらずですし、旧態依然の構造であることには変わりないのですから、これからが大事ですし、やれワールドカップだと言ってるサッカー界もウカウカしておられません。そういう意味では、今のマスコミによる扇動的な報道では表層的にしか扱わないので、変な誤解が生じ、ますます一般人とのギャップが深まるばかりで、下手をするとこれで野球に目を向けた人が、いざ現実に戻ると「なんやつまんねえ。」に終わってしまい、健全な発展が妨げられて元の木阿弥です。
そう考えると、日本のワイン界も同じような構造的問題をかかえてますなぁー。
昨日の記事でも書きましたが、必要以上に構えるコトはありません。でも、正しい理解をするためには自分で最低限でもエエから勉強もして行かなくてはと思いますし、そんな人が分野に限らず増えていって欲しい。そうすることで、少なくとも「根強いファンが沢山いる」ことがエエ意味での抑止力となり、少しでも良い方向に転ぶと思うのですがいかがでしょうか?
(情報元=サッカーコラムマガジン「蹴閑ガゼッタ」3月22日記事