特定OSのプラットホームに依存するような時代では無い

Windows Vistaの延期報道聞いて、これをアテにしていたPCベンダー(欧米ではクリスマス商戦、国内では年末ボーナス商戦が勝負どころ)は怒り心頭と困惑で呆れ返ってるだろうなぁと思っていた所にこの記事が出て、やっぱりそうかと思う一方でこれはもっと深刻な影響出るのとちゃうのかなぁと改めて感じました。
ボクの方は大学のころからプライベートはAppleMac.一筋ですが、インテルのデベロッパーズ・フォーラムでiMacがデモに出たデベロッパーズ・フォーラム=平たく言うとお得意さん相手の技術者向け説明会)という報道に感慨深いものを感じました。私は、エンタープライズ(サーバー等のようなドデカイコンピューティング)向けに特化したIBMや携帯や産業機器向け組み込み中心のモトローラのCPUではジョブズの思うようなマシンを時代のニーズに応じて機敏に出すことが出来ないと考えており、PC向けのCPUをタイムリーにしかも幅広いラインナップで出してくれるのは今のところインテルだけなので、スイッチしたAppleの大転換は賛成で今後が楽しみなのですが、このマイクロソフトチョンボで周辺機器やソフトウェアベンダーが少しでも特定のOS依存を見直し、パーソナル、いやコンピューターの世界がより多様性を持った健全な発展を目指して動いて欲しいなと思う今日この頃です。(もはや、インターネットの拡がりで「多様性」が当たり前になってる世の中の方が業界よりも先に進んでいるかも。)
それにしても、一社で我が道を行くフットワークが軽いAppleと、大企業化しかつてのオルタナ精神が失われたMS、なんだか昔のMSが圧倒的な勢力を誇った頃からは想像出来ない展開になりつつありますね。
(情報元=PC Watch