中田英寿選手よ、輝きをもう一度!

武藤文雄氏のブログが発端となってサッカー関連のネット界隈では一寸した議論が交わされているようですが、あのベルマーレ時代の初々しい頃から、セレブがかってしまった(本人が意図してやったかどうかはともかく)のと、ガゼッタ氏やtoronei氏が常々指摘されてるような「プライドの高さとサッカー観へのこだわり」(ガゼッタ氏は、下記参考記事以外にも過去より随所で指摘されておられます。)が余りにも強過ぎるために、それがキャリア形成を妨げて自ら可能性を閉ざしているように思えてならないのです。
自分自身、拘りを持つ方なので気持ちは分からないでもないのですが、中田選手の場合、もう少し人間的な幅と融通を持たせて行けば、そんじょそこらの凡人と違う後は才能があるので自然と結果がついて来ると思います。(これは、凡人とはいえ自分自身に対しての戒めを込めてもということで。)
アトランタの後でのベルマーレでの活躍、ペルージャでの輝きし日々、ローマではスタメンで無かったにも関わらずスクテッド獲得に貢献、そして2002WCでは、直前のポーランドとの親善試合と本チャンの長居(対チュニジア戦)で目覚ましい活躍を見せたあのプレー。今度のWCでも活躍出来る事を願ってやみませんし、何よりもこの言葉をお上の方々は重く受け止めて欲しい。今からでも遅くはないから、、、。
(種目が違うので一概に同列には論じられませんが、ほぼ同時期に海外へプレーの場を移し、似たようなキャラで有るイチロー選手はコンスタントに活躍を続けてますが、、、。)
●参考記事
中田の7シーズン
(昨日の風はどんなのだっけ?)
02/03シーズン海外組通信簿 イタリア・オランダ・ポルトガル編
(蹴閑ガゼッタ、2003年6月3日記事)
中田英寿はもう一度輝けるのか?
(電気じかけの三日坊主)
中田英寿の憂鬱。
(活言玉のホンネ)
(追記)
イチローとの比較の話ですが、この記事にもあるように、自らの原点に帰る事を忘れないのと一般人での目線、そして自身がスターである自覚を常に持ち続ける。こういった謙虚な姿勢が根底にあるのが中田との違いかな?
こういう所が、コンスタントな活躍を続け、MLBで受け入れられその存在が欠かせない選手となった所以だと私は考えております。