インドアフリークライミング初体験

錦糸町T-WALLの壁です

予報通り天気の悪かった今日は、お試し所属している山の会の粋な計らいで、急遽インドアフリークライミングが企画されることに。初心者向けの壁が比較的充実している大規模クライミングジム、錦糸町T-WALLへ行って来ました。
インドアフリークライミングは、先日の日和田のような天然のゲレンデと違い、巨大なベニヤのボードに樹脂製のホールドやステップが打ち込まれてます。また、ホールドやステップはあらかじめルート設定した所に置かれていて、難易度に応じて色分けされているので、その日のコンディションややる気などなどに応じて自ら選んで登ることになり、不確定要素の大きい天然ゲレンデと比べ登りやすいです。
ですから、課題に応じて明確なステップを取ることができ、練習にはぴったりという訳です。モチロン、インドアというコンビニエンス性もあって、同じフリークライミングでも純粋なスポーツ性は薄められてますが、、、。
そういう訳で、日和田と違って気は多少楽ですが、まだまだ腕に頼る登り方になってしまい、大分疲れました。ポイントはやはり、ホールドやステップの狭い空間にいかに足を掛けて立ち込めるかです。つまり、載せたいホールドやステップにツマ先で上手に引っ掛け、そこへ重心移動しながらスックと立つようなイメージです。これがインドア天然問わずフリークライミングの基本(というか、一般登山の岩場でも同様の基本が求められます。)です。
とにかく、フリークライミングの門を叩いた訳ですが、まずはフリーが目的ではなく、登山のバリエーションとして捉え、技術向上に役立てたい。そのように考えてます。
(しかし、僕の近所にはクライミングジムがないんですよねぇ。近所にエエトコあったらと思います。)

(追記)
フリークライミングといえば、平山ユージ氏。山岳雑誌はモチロンの事、マガジンハウスの「Tarzan」(最新の463号にも登場)といったスポーツ関係の雑誌でも良く顔を出されてます。
平山氏のテレビやラジオ、そして上記雑誌等でのインタビュー等を見たり聴いたりしていると、メディアに対する距離の取り方はモチロンの事、インタビュー時の真摯な受け答え、一般人の目線を意識していること、そして何といってもカリスマぶらない気さくさがあふれている事を常に感じます。「世界の平山」と常にリスペクトを受ける存在であって、なおかつ数あまたの実績を残す名クライマーであるのは、こういった所以でしょう。
(前日の日記のイチロー選手、私の大好きなサッカー選手のネドヴェドチェコユベントス所属)もそうですが、それ以外にも名アスリートに共通するのは真摯さ(謙虚さ)・下から目線・カリスマぶらない。この三つであると小生は常にそう思いますが、皆さんはいかが思いますか?)