和牛遺伝子を守れ 交雑「海賊版」各国に輸出、販売

BSEの問題がある一方で、このようなハッタリ「和牛」の存在というのは正直知りませんでした。
牛肉輸入自由化との引き換えに、BSE問題だけでなく安易な「食文化の輸出」までされているとは、真面目に和牛を育ててきた畜産業者の嘆きが空しく響くと同時に、本当に行政は何やってたんだろうと思います。
高度経済成長期の頃の昔は安く・大量にという横並びの農業政策を強いる一方で、上がらぬ自給率を輸入で補うようなことをしてきたツケがいろんな形で出てきてますが、この件も氷山の一角に過ぎないのかもしれません。
「食文化」とかいう高尚な話よりも、もっと素朴なレベルで自分たちの国の食べ物は自分で守るという事を、行政が「お役所仕事」ではなく真剣に取り組むのはモチロンの事、生産者や消費者も一緒に考えて生きて行かねば時代になって来ている。そういうことを改めて実感させられる記事でした。
(情報元=Sankei Web