鬱陶しい話題とはおさらばということで、お口直しに手前味噌ですが嬉しい話題を一つ。

さて、マガジンハウスの雑誌『Hanako(No.875)』最新号に日本のワインが出ております。普段は買うはずの無いこの雑誌を今回は思わず買ってしまいました。
全般的に、外国ワインの項も含めわりかしチャラチャラという風に扱っていなくて小奇麗にしっかりまとめている特集ではないかと思いました。
118ページから123ページが「日本ワイン」の項ですが、前半は、開店ホヤホヤの中央葡萄酒さんのミサワワイナリーメルシャン勝沼ワイナリーさんが取り上げられてます。
そして後半、厳選の「お取り寄せ可能な10本」のコーナー、北海道ワインさんタケダさん小布施さんサントリー塩尻ワイナリーにココファームさん金井さんソレイユさんルミエールさん、そして奥出雲葡萄園さんと敬愛するワイナリーや名だたるワイナリーに囲まれてカタシモさんの「合名山・赤」があるではありませんか!
ワイン専門誌だと色々なしがらみや固定観念等に縛られ、有名産地である北海道や山形、長野、山梨といった所に記事が偏りがちですが、先入観が無く縛りの少ない一般紙だからこそ大阪のも取り上げてくれたのかなというのが率直な感想です。
ボク自身、このブログ始めた動機の一つが、「日本ワインに対して不勉強であった事」を反省するため、自ら足を運んで聞きに行き大事な記録として残しておきたかったという訳ですが、それと同時に、日頃スポットライトの浴びる事の少ない日本ワイン、特に我が故郷である大阪の実力派ワインを真に日本ワインを愛する方々に知って欲しい!という願いもあったのです。
まだまだ訪問しなければならない所は沢山ありますが、それでも色々な優れた造り手の方々と出会い、一杯のワインでこんなに素敵な人々との繋がりが出来たことは何物にも替え難い財産で、本当に感謝感激する事ばかりで有難い話です。その一方で、故郷の「誇り」もやはりキチンと認知させたいという思いはますます深まるのでした
4月6日の訪問の時に、高井社長から「『Hanako』さんから取材の申し出が来ましたよ。」と聞き、首を長くしてずっと待っていたのですが、今回、一般紙に大々的でなくこうしてさりげに全国的に取り上げられることはとても嬉しいの一言に尽きます。もう一方の雄、「仲村わいん工房」もお見逃し無きようお願いします!
ちなみに、取り上げられているのは「合名山・赤」ですが、ボクのオススメは、樽熟成なのにハツラツとした果実味と樽の風味がエエ塩梅で同居した個性的なシャルドネ種のワイン「合名山・白」と、なんといっても真打ちである本格辛口甲州種ワイン「キングセルビー・甲州葡萄辛口」です。
最後に、記事でワインの紹介をして下さった湘南の某ハッピーキュイジーヌの店主殿には改めて感謝します。ホンマに有難うございます!
(追記)
33ページには、岸平社長共々ドメイヌ・タケダ《キュベ・ヨシコ》1992年良質年産RDを始めとする日本のスパークリングワインも出ております!