05/06UEFAチャンピオンズリーグ決勝雑感

仕事終わってジムより帰ってからHDDレコに録画していたのをじっくり見ました。
今回のはホンマに歓喜と非情が交錯した、ある意味感動的でまたある意味では切なさを感じる試合でした。プレミアリーグ(英国)のアーセナルリーガ・エスパニョーラ(スペイン)のバルセロナの対戦でしたが、前半GKレーマン選手の思わぬ退場に10人となったアーセナルが前半に得点を決め、後半も控えのGKアルムニア選手が頑張っていたにも関わらず、次第に機能し出したバルサの攻撃力の前に耐え切れず失点。一気に奈落の底に突き落とされた。そんな感じです。
「超」がつくほどではありませんが、詰め将棋の息詰まる攻防のような名勝負であったと思います。
(追記)
バルサのジュリ選手、僕の好きなモリシとはちょっと違うかもしれませんが、スペースを見付け守備網を切り裂くような走り込みで相手を恐怖に陥れる希有なプレースタイルで、こういうタイプのが結構ボク好きです。(それも、無駄走りになるとは分かっていても常にスペースをこじ開けるためのフリーランニングを怠らない。こういう仕事人タイプの選手は局面打開のために欠かせない存在やと思います。)
ロナウジーニョ選手やデコ選手、後半から入ったラーション選手(アシスト連発してたこの人が真のMVPだとボクは思います。)のパスに敏感に反応し、阿吽の呼吸だけでいつの間にかペナルティーエリア内に入り込んでゴール直前に迫っているのを見ると鳥肌が立ちます。
それにしても、なんでW杯フランス代表に選ばれなかったのが不思議でなりません。(どこぞの代表でも、このようなタイプの選手はお眼鏡にかかってへんし。プレスがきつくスペースの狭い現代サッカーでは、このような選手こそ有効な「武器」だと思いますが、、、)

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