議論や意見の相違は当たり前!これからが肝心

毎度おなじみの日本代表ネタですが、マスコミの皆さんは、一面だけ見ての煽り記事からいつまでたって抜け出せないようで、、、。
 雰囲気サイコー!いつでもどこでも“ヒデの輪”SANSPO.COM
 中田システムに欠陥、パス6本つながれた(nikkansports.com)
 巻が中田に反論「僕は中で仕事したい」(nikkansports.com)
 巻困惑…ヒデと俊輔の間で板挟みスポーツナビ
 イレブンから“ヒデ改善要求”噴出スポーツナビ
まぁ、これだけ突っつくだけのネタを提供してくれるコトだから、今まで某監督がチーム造りを明確にしてこなかったことのツケが現れていると言えるし、逆に見れば選手が危機感を持って指示待ち状態でなく自分たちの力でチームを造り上げると好意的に捉えてもエエかなと思ったりもします。
ただ、チームメイト同士が一つの目標に向かって建設的な雰囲気でよい方向に持っていこうということは少なくとも伺えるので、そこは素直に良いことだと認めています。
それより、上位マネージメントの重要性が問われるのではと思います。
これは、今に始まったコトでは無い話で、サッカーのみならず政治や経済、社会、スポーツ全ての分野に当てはまるコトで、今の日本が置かれている状況の縮図だと思います。
過去において人間たらしめる「考えること」をなおざりにし、効率ばかりを重視してきて発展してきた日本の構図が、ドラスティックに変わり何事にもおいて自ら考えて道を切り開くことが求められるようになった一方で、それを要求する上位マネージメントはなお一層下位の者より、明確な考えとビジョンを要求されます。
そんな状況において、下だけが考えて上はそれを吸い上げるだけでは、決して健全な社会ではありません。
下位に考えることを要求するのなら、上位のものは「上に立つ」という地位にいることと引き換えに持った責任の下(逆に、それなりの知識と見識をもっているからこそ「上位」に置かれているハズです!)、より一層高度な思考を常に張り巡らさなくてはならないのではないのか!? そこが問われているのではないのでしょうか?