「新田正明氏−ワインを楽しむ会」で楽しいひと時を、、、。

と行きたかったところですが、なにせ淵野辺から自宅は電車だと結構不便で戻るのには時間を喰って17時半頃に帰宅。身支度を整えあらかじめ用意してあった荷物を車に積んで出発が18時チョイ前、おまけにガス欠寸前だったのでガソリンスタンドに立ち寄ったりとすったもんだの末、勝沼に向けて出発しました。
またもや屋久島のときのようにM・シューマッハーのような鬼神の如きドライビングで(しかも土砂降りの雨の中!)、着いたのが20時15分ぐらいでした。参加者一同既に揃った中、一人だけこっ恥ずかしい雰囲気でお笑いの渦の中そそくさと席に着きました。(汗)
さて、今回のワインリストは
<白ワイン>
○クラノオト・無濾過手詰め・甘口(2005、フジッコワイナリーさん)
○キャネー甲州・万力獅子岩(2005、金井醸造場さん)
ルバイヤート甲州シュールリー(2005、丸藤葡萄酒工業さん)
○ハラモヴィンテージ シャルドネ(2004、原茂ワインさん)
<赤ワイン>
○セレクト・赤(2005、イケダワイナリーさん)
○それいゆ ピノ・ノワール(スイスクローン、2004、旭洋酒さん)
○シャトーマルス キュベプレステージ穂坂日之城カベルネ&メルロ(2003、本坊酒造さん、2005国産ワインコンクール金賞受賞)
です。スゴイですねぇ。
で、すでに飲んだことのあるワインもありますが、一口感想を、、、。
クラノオト=蔵出しホヤホヤのハツラツとした爽やかな味がよろしいです。
万力獅子岩=いつ飲んでも安心出来る味。エチケットが印象的です。詳しくは3月19日5月20日の記事を参照して下さい。また買いたくなってしまう、、、。
甲州シュールリー=定番の名を揺るぎなきものにした、甲州シュールリーの代名詞的存在。個人的には甲州シュールリーものではフジッコさんのが果実味があって好き。
ハラモヴィンテージ シャルドネ=今回のサプライズワイン。樽発酵・樽熟成でまろやかな酸味が印象的で、マロラクティック発酵(MLF)が入ってるかのよう。豊かな味わいの中にフランスのシャルドネとは異なる「菱山のミネラル感」を感じました。
(後日、原茂さんに電話で聞きました所、MLFは施してないとのこと。それ無しでも酸味自体がまろやかな味に仕上がったそうです。これが「菱山のシャルドネ」の味なのでしょう。)
セレクト・赤=待望の最新ヴィンテージがリリースされました。4月25日の記事にも書きましたようにココのワインは赤白問わず「エレガントで上品」です。(でも、個人的にはイケダさんのは相対的に白の方がレベルが高いと感じてます。)
ピノ・ノワール(スイスクローン)=コレも有る意味で驚きの一品。3月11日の川上庵でのお披露目会(旭洋酒さんWebページの雑記帳2005年4月5日記事参照)に参加して頂いた時は「メルロに近い濃厚な赤色で一瞬『え?』と思いますが、濃厚さの中に柔らかな風味が感じられる奥行きの深いピノワインです。」と評しましたが、新田氏の「カラフェでデキャンタージュ」マジックにより当時感じた濃厚さが和らぎ、よりピノチックなエエ塩梅の味になってました。見直しました。
穂坂日之城カベルネ&メルロ=韮崎に近い日之城農場で栽培された、カベルネ・ソーヴィニオン、メルロ、プティ・ヴェルドとカベルネ・フランをアサンブラージュした赤ワイン。深いガーネットの色調を見て「おおっ、これは重厚なんかな」と思いきや、口当たりの柔らかさにビックリ。
大遅刻でゆっくり味わうコトが出来ないのかと思いきや、ユースのペアレントさんと新田氏の粋な計らいでチャンと残して下さり、存分に味わうことが出来ました。
お礼を何度しても足りないですネ。本当に有難うございました。
(で、翌日編はまた後日に。スミマセン、、、何せ書き出すと言葉が止めどなく溢れ出て長文になってしまうクチなので。)