本日は雲取へ登山です

夕暮れ時の雲取山荘

今朝は寝坊して危うく西武秩父駅に遅刻するところでした。危なかった〜!
駅前探検倶楽部(駅探)駆使して有料の特急「レッドアロー号」使えば間に合うことが判明したので、一本遅れても集合時刻に間に合うことが出来ました。
今回の登山は、お試しで所属している山岳会の夏山に向けてのウォームアップ企画という趣旨で、雲取山秩父側の三峰神社から登り山荘近くでテント泊後、翌日は飛竜山へ縦走して丹波山へ下るという、少々ハードなコースです。ボク自身は、秋口に奥多摩側の鴨沢から七つ石経由で登って後は同様のコースを2年前に体験してますが、今回は石楠花の群落がある飛竜山で花が咲いているかが見物です。
秩父からは土日は三峰神社までバスが出ており(三峰山のロープウェイは改修中のため現在休業)、バスに揺られて一時間強で着きました。共同装備の荷分けと準備体操等で多少遅くなりましたが何とか出発です。約15名の大パーティーなんで、2班に別れ、時間差付けて歩きました。
(企画のリーディング役のM氏曰く、実力差を考慮してバランス取りながら2班に分けたのですが、結果的に片方は「酒癖の悪い軍団」で、もう片方は「酒癖の悪くない軍団」になったそうです。(笑) ちなみにボクは「酒癖の悪くない軍団」でした。)
この日の天気は曇り時々雨という予報でしたが、実際は明るい曇りでカンカン照りの下大汗書きながら登ることを考えると随分助かりました。(なんせ夜のお供用のワイン二本と共同装備のテントを担いでいたモンで。笑)
ちなみに、その夜のお供ですが人数が多いことから、飲みやすい赤ということで先日買ったばかりの「キザンファミリーリザーブ」(2004、5月28日の記事参照。)と近所の行きつけの酒屋さんで購入したイケダさんの「遅摘み甲州」(2004、4月25日の記事参照。)の2本を持参しました。
雲取山はこれを含め3回目ですが、三峰(秩父)方面からのは今回が初めてです。明るい雰囲気の落葉樹主体の奥多摩側と比べ、登るにつれ針葉樹主体の少し鬱蒼とした感じにはちょっとビックリで、以外にも結構奥深い山の雰囲気で中々良かったです。同じ山でも所変えればまた新たな一面の発見があり、それが登山の面白さの一つといえます。
最後の方の白岩小屋から白岩山への登りはキツイところがありましたが、それを除けばガイドマップのコースタイムとほぼ同等の所要時間で登ることが出来ました。稜線に出れば次第に晴天となり、明日は天気が良さげな兆候を示してます。雲取山荘近くのテント場は結構満員で、山荘にも小屋泊まり客が沢山いて大賑わいでした。
さて、お待ちかねの夕食ですが、班毎でメニューが異なり我々の班は即席海藻サラダと「ほうとう」でした。甲州種のワインはほうとうによく合うといわれますが、今回特に示し合わせていた訳でなく偶然でしたが、「遅摘み甲州」は、味噌やみりんに野菜の醸し出す自然な甘味とマッチしてとてもグーな取り合わせです。また、「ファミリーリザーブ」はワインそのものが美味しいことからそれだけでも楽しめるので食後両パーティー皆でちびちびと頂くには最適で、すぐに無くなりました。そんな訳で、大好評の内にワインはすぐにはけてしまいました。いや〜、持って来た甲斐がありましたネ。
(行程)
三峰神社(11:08)→地蔵峠(12:53〜13:03)→霧藻ヶ峰(13:15)→お清平 (13:28)→前白岩山(14:38)→白岩小屋 (14:57)→白岩山(15:25〜35)→大タワ(16:30)→雲取山荘テント場(16:55)