今日は好天に恵まれました。

縦走路での石楠花

この日は、朝4時に起床。しばらくは雲がかかり一寸雨にも降られましたが、日が昇り出して暖かくなると雲も取れ(『雲取山』ですから。笑)、木々の間からご来光も拝めました。
朝食は、これまた美味しいレーズンパンにクリーミーなチーズの組み合わせとバナナでまたまたグルメな食事を頂くことが出来ました。今回の食担の方には感謝することしきりです。
さて、後片づけをしテントも畳んで出発は6時、人でごったがえした山荘の前を過ぎて山頂までは2班一緒に登りました。そして皆で記念撮影です。山頂からはこれから行く先の飛竜山、その向こうにボクの大好きな南アルプスの山並みがそびえ、それから東側に目を向けると富士山が良く見えます。そして、ココからは2班にまた別れて縦走することになりました。
雲取から三条ダルミ、狼平へとしばらくは穏やかな尾根道が続き、山頂過ぎてからは皆さん眠気も取れ、昨日のワインに自転車と果てはヨーガやピラテスの話とスゲー幅広くいろんな話題(笑)のおしゃべりに花を咲かせてエライ盛り上がりました。時折涼しい風も吹き気持ちの良い尾根道です。その後は多少の起伏があったりして労力を使いはしましたが、時折見られる石楠花の花が心を和ませてくれます。北天のタルを過ぎ山頂へ近道を通って最後の登りを頑張って行くとそこは樹林に囲まれた飛竜山の山頂です。
飛竜山の山頂は樹林に囲まれていることもあり、雲取とは正反対な奥深い静謐な山の雰囲気です。でも、結構人が居て賑やかでしたが、、、。(笑)で、期待の石楠花ですが、まだ開花が始まったばかりで残念! 縦走路では南に面していたので花が良く咲いていたのですがココは多少北寄りなので、まだまだかなぁという感じでした。
さて、ココからは丹波山へのひたすら長い下りが待ってます。この下り、前回歩いた時もすごく長いのにチョット閉口したのを憶えてます。最初、前飛竜を過ぎてしばらくの間は多少不安定な足場の山道が続きますが、あとはダラダラ道がひたすら続くのみ、メンバーの中にはしりとりで気分を紛らわしたりする人もいましたが、ボクの方は単調な道になると思考回路が停止し半分ボーッとしながら惰性で下ってました。
ようやくサオラ峠に着きここまで来ると、丹波山の集落へジグザグの急坂を下ります。さすがにこの頃になると、ボクも含め皆足に結構来てました。そしてようやく青梅街道の車道に出て一安心。あとは少し奥多摩よりに行ったところにある「のめこいの湯」で一風呂浴び、2日間の汚れと汗をきれいサッパリ流しました。後は、バスで奥多摩駅に向い、JRに乗って立川でそれぞれの帰路に着きました。
2日間に渡る今回の登山、多少ハードな行程でしたが天気に恵まれたのと大人数で楽しいメンバーのお蔭で楽しく過ごせました。ホント充実した登山になってヨカッタです。
(行程)
雲取山荘テント場(6:05)→雲取山頂(6:35〜50)→三条ダルミ(7:10)→狼平 (8:00)→飛竜山(10:10〜30)→前飛竜 (11:37)→熊倉山(12:40)→サオラ峠(13:30)→丹波山下山口(15:15)