血みどろの死闘の果てに。

ワールドカップ勝戦、ITA vs. FRA、一進一退の好ゲームで手に汗握る攻防でした。共にハイレベルの守備ブロックに一瞬の隙をつく鋭い攻撃!
ただ、一点を除いては、、、。
ジダンが、自ら蒔いた種で台無しにしてしまったのが正直な残念です。(涙)アレさえ無ければ勝ったにせよ負けたにせよ花道飾れたのにと思います。あの行為で賜杯がスルリとフランスから離れて行ったのでしょう。サッカーの神様は今回はチャンと見ていましたね。
(追記)
ジダンの行為そのものは許されざるものではありません。
しかし、フランスは旧植民地の移民が国を支えている一方で裏には人種差別が見え隠れしていることがあの「頭突き」の背景に有る事は否めません。(追記:代理人曰く「本人からいつかコメントが出る。」と11日朝のNHKニュースでは伝えてましたが、、、。) それから、イタリアはセリエAの不正疑惑がサッカー界を揺るがせてます。
さらに、ボスマン判決に匹敵するぐらいのインパクトが予想される「ウルメルス裁判」が進行してます。
治安に不安のある南アフリカがW杯を開催出来るのかという懸念も含め、サッカーの行く末は日本だけでなく、世界でも安閑としていられないのが現状です。
何事に置いてもそうですが「市井の精神」によってバランスが保たれないと、一部の人だけが有難みを享受したり、あるいは本質が歪められたりするコトになり健全な発展が望めません。まずは、我々自身の心を問い正すコトが必要なんとちゃうのかな?という素朴なことだけど先日に引き続きまた一つ大事な『宿題』を提示されたのでは?
私はそう考えております。