労山リーダー学校に入校&実技訓練

茶畑の向こうでは桜が、、、。

一般登山では独学でもこなせますが、特別な訓練が要求されるクライミング沢登りの分野では体系的な山登りの勉強の必要性を感じます。こういう場合は、やはり技術指導を乞う他ありません。また、いろんな人とグループを組んで行くことで心身の負担を和らげると共に喜びを分かち合うことも出来励みになります。
そんな訳で、所属している会を通じ神奈川県勤労者山岳連盟が開催している「リーダー学校」に参加申込をし、2007年度の初講習(机上&実技)を21日と22日受講してきました。
実技は、「初めてのクライミング」ということで丹沢の広沢寺にて丸1日で岩登りの基礎を勉強しましたが、もう大変。(汗) かつて受けた県連の確保講習会を凌駕する内容の濃い一日でした。特に、マルチピッチ(ロープの長さをはるかに超える岩壁を尺取虫のように「何回も登攀」して行く)での確保は覚えることが多く、頭がオーバーヒート寸前(苦笑)だったのです。
マルチピッチを想定した場合、岩壁の途中で確保を強いられますが、そこでは用具の使いこなしや手順を間違えては遭難します。そんな訳で、岩壁での恐怖感(元々そんなに岩場で怖がらないのですが)なんかはそっちのけ。確保の仕方を覚えることで緊張感一杯で、手のひらは大汗かきまくりでした。
熱のこもった指導の下、予定を過ぎてしまったのですが無事訓練を終えることが出来ました。労山の講師の皆様、改めてこれから1年よろしくお願いします。