NHK「小さな旅」を見て思い出す荒川ー塩見ー蝙蝠縦走

本日のは、「にぎわいと静寂 〜南アルプス 塩見岳〜」。塩見小屋は若き主人に代替わり、先代はなんと小河内避難小屋の管理人として再スタート。マイペースな活動を続けておられます。
当時(2000.8.1〜8.4、山中3泊4日。)は夕立豪雨の中、小河内に文字通り避難。翌日の塩見登攀と翌翌日の蝙蝠尾根踏破(当時は1999年にヤマケイで紹介と言うか再発掘されたばかりで、道はペンキ印と薄い踏み跡のみ。現在では整備されているがそれでも体力的に難易度高い。)と濃い山行で、塩見小屋で先代主人御夫婦がせっせと働いていた姿は今でも良く憶えてます。塩見はこの時と2001年と2回通ってます。記録がちゃんと残っていたので、アーカイブを。
<当時の行程・写真はコチラ
○2000年8月1日
椹島(6:10)→小石下(7:42〜47)→清水平(8:47〜9:05)→蕨段(9:40)→駒鳥池(11:38〜47)→千枚小屋(12:30、テン泊)
○8月2日
千枚小屋(4:30)→千枚岳(5:12〜32)→荒川東岳(6:53〜7:15)→荒川中岳(8:31〜42)→高山裏避難小屋(11:05〜30)→小河内岳避難小屋(15:30、小屋泊)
○8月3日
小河内岳避難小屋(5:15)→烏帽子岳(7:30〜40)→三伏峠(8:10〜9:10)→本谷山(10:48〜11:18)→塩見小屋(12:10〜30)→塩見岳(西峰13:43〜14:10・東峰14:25)→雪投沢テント場(16:00、テント泊)
○8月4日
雪投沢テント場(6:00)→仙塩・蝙蝠分岐(6:47〜7:00)→蝙蝠岳(8:50〜9:15)→徳右衛門岳(11:00、水場南面にあり11:05〜12:00)→中部電力発電所施設(14:10)→二軒小屋ロッジ(15:30、宿泊)
<附記>
○荒川前岳三伏峠は南アでも隋一の穴場。道はしっかりしてますが、殆ど人はいない。(現在はどうか知りませんが、、、)逆コースは、高山裏から荒川前岳が大変なのでお薦めしません。
○雪投沢のテント場は整備されたテン場ではありません。稜線から下り10分。水場はさらに下って往復25分。要煮沸です。
○蝙蝠尾根は現在は道がしっかり付いてますが、健脚向きであることには変わりありません。北俣岳(塩見と蝙蝠岳の間)の岩稜は注意。
○徳右衛門岳の水場は往復約30分。足場が若干悪いので注意。