普遍的な存在だからこそ身近に在って欲しい

ワインが世界的な飲み物である事は言うまでもありませんが、舶来モノとはいえ日本にもしっかりと育まれてきたものが存在します。
つい先程、よく拝見させて頂いている盆略さんのBlogにこんなエントリーが出ていました。
山梨の農業(「盆略ワイン倶楽部・ブログ編」より)
地元で出来た名産品は「故郷の誇り」であって欲しい。そうでなければ、何故こんな美味しいものを労苦を掛けてでも造りたいといったやりがいが失われてしまいます。
そのためには、色々な側面からの問題提起と、良いところを建設的に伸ばして次代に伝える動きが必要です。僕自身、産まれ故郷の大阪のワインが誇りであると同時に、山梨や、長野、山形、北海道etc.、、、と各地にも良いものが沢山あり、それらも大好きです。そして、その地の人々が自分の生まれ故郷でのワインを誇りにしてくれれば、これほど嬉しいことはありません!(だからこそ、「日本のワイン」を応援しているのです。)
自分たちの手に届く所にこんな良いものがあるのだから、よその国のばかりだけでは無く足元を見つめてくれればもっとワインが身近な存在になるのでは?と思います。
食品がらみで騒がしいニュースが多いこの頃ですが、改めて見つめ直すためにも、地道に「大事なものは何か」を伝える事は、その地に根ざしたメディアだからこそ出来る事で、使命でもある。私はそう考えてます。