管理される事より自分で動けないと。

最近「雑感」のカテゴリーでは経済絡みのネタで書く事が多いですが、それは「いい物」を造っても適正な値段で流通しない・あるいはぞんざいに扱われる日本のワインのことを憂うことが多いからです。それはナンデかを、熱く・分かりやすく語って下さっているのが、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」というBlogで書かれている下記のエントリー
こんな消費者庁は要らない!!!
(2008年2月22日付記事・時間があればコメント欄も読むといいですよ。)
「お金と情報とボール(サッカーとかの球技でね)は動かしてナンボ」なんですから一所に滞るようなことをしていると結局は何も始まらないし、動きも取れない。管理して統制されれば人は何でもため込んで、結局は財力や悪知恵働く人が焼け太りする悪循環に陥るのです。(心理的にそうなるのは、何となく分かるでしょう。)
以前焼酎のブームの件を取り挙げたように、変な高騰を引き起こしても以前に増して群がる(それも一部の銘柄)のはその一例です。
親身になって売る小売店・人へのおもてなしだけでなく売り物の食材やお酒を丁重に扱う飲食店、そういった所で頑張っている人たちが「プロ精神」を発揮し肝心の接客サービスやそれに必要な知識を学ぶ余裕をこしらえるためにも、へんてこな規制は御免被りたい。
そして、小生が紹介している造り手(栽培家・醸造家共)もワインの事に専念出来て、もっと「いいブドウ・いいワイン」が出来るのでは?とつくづく想う今日この頃です。