ふと「日本のワイン」で思ったこと。(先日の【小連載】の補足)

先日、小連載を終えましたが、もともと技術力の有る日本の農業が「自然な農法」で力を発揮していけば無駄な資源やコストを適宜そぎ落としても場合によってはやって行けるでしょう。
経済事情がのっぴきならない昨今の現状を考えると尚更です。
本来だったら、農学も「自然科学」なのですから、自然に沿った形を模索する過程があって、その結果「自然な農法」の裏打ちになれば良いとは過去の記事(2008年1月9日付)にかいた通りです。
ブドウを二次加工して付加価値をつけるワインは、日本で農業・そして加工食品を造る意義に関して筋が通った良い例として先駆者的な存在になりうると気がついてる人はとっくの昔にいてた(100万年前から←ウソです。お約束と言うことで。笑)ような気がします。(一番簡単に出来るお酒であり、当然適切な管理の下なら保存も出来る。)そして、厳しい今だからこそ、そのチャンスかもしれません。
食卓にも喜びをもたらすし、近場の目の届く所で出来たものを頂ける(輸送に資源を使わなくて済む。)等と、いろいろ考えただけで、『理論的』・『感性的』・『経済的』にと納得、そしてワクワク出来るのでは?と思います。
そのためには、周辺産業や、流通・小売も一体となった “機動力” の有る動きが形成されればイイですね。小生も、微力ですがその一助になればと想を巡らせているところです。