これが資本主義

市場経済は「弱肉強食」とよく言われますが、本当は『身持ちを分相応にわきまえる』ということなのです。
相続税で売却されるシャトー対象のファンド
(「ドリンク&ワイン/グルメニュース : YOMIURI ONLINE」より)
あれだけの威厳を保つにはそれだけの「資本」が必要なのですが、持っているもの以上に拡大再生産路線を突っ走るとそれに耐え切れなくなってしまいます。本当の『市場経済』は弱者も強者も関係ない、平等だけどある意味残酷な要素を有するものでしょう。
とはいえ、3月25日の記事で指摘したような為替変動とかいった変動性や、変動性と異なる予測不能な不確実性といったところを最近では無視できません。(マーケットが世界に拡がれば尚更。)そういった意味で、この記事のように資金を柔軟に運用するのはイイのですが、やり方が旧態依然というか大資本系が貪り食う感じです。
機動力があり意思決定が早ければエエのですが、こういう中央集権的なのは参入の機会均等も損なう恐れがありますねぇ〜。(そういうとこのは買わなければエエだけの話ですが。え、高すぎて買えないって??? 苦笑)
でも、この参入企業*1を見ると三大ツールとかクラシックレースに出てくるUCI(国際自転車競技連合)プロツアーの有名チームのジャージーよろしく、エチケットが『広告塔』になったりして、、、。*2(汗)

*1:ファンドを販売する「クレディ・アグリコル」は有名なフランスの銀行で自転車ロードレースのチームスポンサー。「ブイグ・テレコム」もスポンサーです。昔はプジョーも自転車フレームこしらえて参戦していた。

*2:サッカーもそうですが、スポーツではスポンサーマネーの存在は無視できないのが現実です。本当に「理解」の上出資するのであれば問題ありませんけど、、、。