大阪府と大阪市は今の日本の現状のある意味縮図

まずは、どうしても知って貰いたい「現地の生の声」を二つ。
大阪市を切り離して破綻させるか?
(「摂津っ子の日記」より)
就職した'95年から市内にある実家へ帰る度に町の雰囲気が変わって来てます。どうしようかプランが見えない平松市長はこのままお飾りのままなのでしょうか? しかし、意識の低いのは何とか自覚して欲しいけれどこれがなかなか難物なんですわ。ハイ。
大阪の置かれている状況をもう少し理解して貰いたい
(「昨日の風はどんなのだっけ?」より)
もともと、ある意味「エエ加減さ」と「掛け値なしの本音で勝負」が大阪の良いところだったのですが、今ではそれが逆に仇になっている面もあると思います。すなわち、「エエ加減さ→どんぶり勘定」・「掛け値なしの本音で勝負→履き違えてエゴ丸出し」になったのかと、外から見ていて小生は感じてます。
真の「本音で勝負」になった時、素直に受け入れるかどうかは府民の皆さんはもちろんですが、周囲の首長や上部団体が自分たちの立場のことだけ考えていては本当に府民にそっぽ向かれ故郷に居場所が無くなりますよ。(でないと、真摯に取り組んでいたこういうトコロが浮かばれなくなります。)
そして、預かる側の立場から、、、。
第76回 シリーズ「どうなる、大阪府改革―特別顧問の視点から」(その1)
日経BP IT Pro、「上山信一の『続・自治体改革の突破口』」より)
日本の中でも特異なキャラクターを持っている大阪の現状が全て当てはまるわけではありませんが、「難治の土地」であるココでの改革が試金石と小生は見ております。少なくとも、心ある府民が期待している事だけは本当に知って欲しいし、日本何処でも他人事ではないことも、、、。
「特別顧問だから特別」という洒落では無く、自身の生まれ故郷だから尚更でしょう。ブレーンとして如何に橋下知事を支えていくか、その手腕が問われると共に今後の成果に期待しています。


しかし、東京が今は地方からの吸い上げと輸出の稼ぎで潤ってますが、吸い上げが途絶え・他国の製品が席捲したとき(実際に日本の製造業の相対的価値がこのままであるとは限らないし、しかも殆どが外国での生産に依存してますから。)に日本全体がどうなるかを考えると末恐ろしい。諸外国ともしっかり渡り合えるためにも、「中のこと」をしっかりして置かないと物笑いの種になりかねません。
「高度経済成長期」の夢の延長では無く、違う時代のデザインを描けるか? まずは小生の故郷の動きをしっかりと見守って行きたいです。
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閉塞感に正面から向き合うことこそが僕等の責務(小生2008年4月17日記事)