補助金と食糧供給の問題を分離して議論できなかったのか?

以前(2008年2月28日)の記事で取り上げた日経の記事にて、アメリカでも農家への補助金が問題になっていると触れられてましたが、どうもその後は一筋縄には進んで無い様です。
ブッシュ米大統領が農業法案に拒否権発動、下院が覆す(「ロイター.co.jp」より)
国民への食糧安定供給は欠かせない問題ですが、補助金により富裕な農家がより所得が増え、またそれにより穀物価格の上昇に繋がり却って需給関係に歪みをもたらします。(日本の米価政策のような逆ザヤの可能性も懸念されるでしょう。)
この件に関しては、詳しい状況が分からないのでこれ以上の言及は避けますが、農業に対する政策・ならびに農業そのものの有り様についてどの国も悩んでいるのは確かですね。