突然の訃報にご冥福をお祈りします。

「甲州きいろ香」の富永敬俊博士が死去
(「ドリンク&ワイン/グルメニュース : YOMIURI ONLINE」より)
まだ53歳で、しかも後進の指導へとこれから活躍されることを周囲の誰しもが望んでいたと思うだけに、残念でなりません。
アロマ研究の第一人者、富永敬俊博士が永眠
フォレスター社ワイン総合サイト「WINE21」より)
『きいろ香』の由来となった、「あの小鳥」さんの所へと旅立っていかれたのですね、、、。
かつての2007年7月1日の記事や下記(備忘録)にて触れたように

「大切なことは、その香り(管理人注:『きいろ香』のこと)をベースにして甲州の真の品種香を引き出してやることが私達の使命です。」
富永敬俊氏:寄稿「グラスから溢れる香りの小宇宙」145ページ(『知るを楽しむ・なんでも好奇心2005年 8・9月号 - ワイナリーへいらっしゃい』、NHK出版:刊)より

と語っておられた志や「WINE21」の記事にて書かれているモティベーションを、日本ワインに携わる人々(これは、小生も然り。)がしかと肝に銘じて引継ぎ、今後絶やすことなく次代へと継承されることを願ってやみません。
○関連記事
(備忘録)『きいろの香り』についての正しい理解を深めるために、、、。
(小生2008年3月9日記事)