敢えて挑戦的なメッセージを問いかける『日本ワインを造る人々』三部作の最終章

小生はかねてからBlogにてワイン産地としての山梨に対しかなり厳しいハッパを掛けてます(例えば、2007年11月14日の記事や、2008年2月1日の記事。)が、御大が挑戦的な題を引っさげてついに上梓されました。
産地の課題に切り込む「山梨県のワイン」
(「ドリンク&ワイン/グルメニュース : YOMIURI ONLINE」より)
この記事を書いている現在、まだ出版社のページやAmazonには掲載されてませんが、ご覧頂いたら分かるように本の帯には、

過去の栄光の賞賛は、しばしば現在の怠惰の言い逃れである。

と、キッパリ言い切っておられます。


日本ワインを造る人々(3) - 山梨県のワイン(追記:2008.8.23)
出版社(ワイン王国社)のサイトに掲載されました。こちらです。
Amazonにも掲載されています。こちらです。

小生も全国周っているだけに第三者的に見ても、この言葉は現実として重く圧し掛かっていると考えて差し支えないでしょう。
このような挑戦的なメッセージの本が出ると、「外野がとやかく言うな。」「我々の身になって考えて欲しい。」とか言った議論が噴出し、ややもすればルサンチマン(嫉妬や羨望と結びついた憤りや怨恨の感情のこと。リンク先はWikipedia。)へと振り向けられるのがこれまで幾度と無く繰り返された悪しき習慣でしたが、逆にこれを機会として、自身を見つめ直し建設的な方向へ進んでいくことを願っているのは著者の山本博氏だけではないと思います。
既に購入を予約してますが、何時か機会を改めてこの本については触れる予定です。(なお、他の産地についても別途出版の書籍で触れるとのことですので、まずは山本先生ゆっくり筆休めしてくださいませ。)
○関連記事
ここ最近買った本
(『日本ワインを造る人々(2) - 長野県のワイン』の紹介・2007年12月22日小生記事)
(書評)『日本ワインを造る人々 - 北海道のワイン』を読んで
(2006年9月24日小生記事)