ふと語った一言

年末年始帰省していた時に、テレビで、地元の酒米で伝統を絶やさず模索を続けるとある真摯な日本酒の酒蔵のルポを見ていた私の父がこんな意味の様なことを語ってました。
「こだわりは大切なんやけど、それだけだったら突き詰めすぎてあまりにも希少な存在になって、手に入りにくいもんになると、おいそれと頂けんようになってそれはそれで日常とかけ離れた存在になってしまうから。難しいなぁ、、、。」
丁度ここ何日か日常とワインをお題に記事を書いてましたが、プレミアムを突き詰めて高貴路線に留まるのでもなく、規格品で鬼のように大量生産するのでもない。「道は他にもある、、、」と15日の見出しで書いたように、これからは既存の価値観に捕われない別の選択肢がある。今は何でも悪い方に考えがちですが、きっと、そういう「別の道で芽を出すことができる」機会が訪れているように思えてなりません。