合議から「独」創性を産み出す矛盾

会議等で練りにねって決まったプロジェクトが、思わぬアイデアで攻めてくるゲリラ的な行動にあっさりと凌駕されてしまう。仕事だけではなく人生でもよくあることですが、成功の法則があるのなら、誰もが幸せになってますよね。(仮に、「成功の法則」があったとしても全員が幸せになることは、論理的に考えるとあり得ない話だが、、、。)

本当のイノベーションは全員一致で決まるものではなく、個人の直感と試行錯誤の中から生まれるのだ。

完全網羅 起業成功マニュアルたまたま最近小生が手にした書籍『完全網羅 起業成功マニュアル』が今回池田信夫氏がBlogの記事(著者は記事でも触れられているように元Appleの「エバンジェリスト」でApple贔屓(小生もそうですが・笑)の人ならよくご存知。パワーポイントのプレゼンの件を皮肉った「ガイ・カワサキの法則」にはいつも笑わされる。)にて紹介されており、そこでイノベーションに関する上記の一節に触れられていますが、今の日本では「イノベーションごっこ」を集団であれやこれやと慎重に打ち合わせして取り組んでいることが多い。確かに様々な知の集合が新しい知を産むと考えられ、多様な意見を聴くのは一考だが、最終的に決めるのは個人です。そういった誤解を日本で多く見受けられるのは小生の気のせいなのでしょうか?