心の「すれ違い」、それは人の営みにおける必然。

この日、清里・萌木の村にて開催されているフィールドバレエを観劇してきました。演目はプーシキンの銘作『タチヤーナ』。
ヒロイン・タチヤーナをめぐる悲恋の物語は、人生のシリアスな側面を余す所なく映し出します。人の生きる道で避けて通れない試練と悲しみ、それをいかに受け入れ・その後の生き方に投影して行くか?
バレエそのものの演出が非常に良かった事は云うまでもありませんが(野外でですよ!)、その物語に本当に見入ってしまいました。
良質なアートは、ジャンルを問わず人の心を震わせてくれるものです。