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山梨県ワインセンターにて甲州種ワインの官能評価会が開催されました。
 異なる立地条件の園場から収穫された甲州ブドウを一定の条件で醸造し、完成したワインがどのような味わい・薫りになるかを関係者で評価します(今回は、小生も評価の一員として参加)。
今回の官能評価に加え、土壌分析やワインの成分分析の結果から立地条件等とどのような相関関係が導き出されるのか? 興味深いテーマです。この研究、数年前より始まり、現在も鋭意進められています。(写真は評価会での一コマ。)
進歩は、技術的な裏付けが成されるからこそ確固たるものになります。こうした日々の研究を地道に続けて行くことは、県が誇れる産業として確立して行くためには不可欠です。成果のレポートが、楽しみです。
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(「山梨日日新聞Webサイト〜みるじゃん」より)