自作で接ぎ木を



接ぎ木を自前でこしらえるための講習に今日は出張しました。
ブドウの樹は、台木と呼ばれる木に成らせたい品種の穂木を継いだ苗から育てます。台木に継がずそのままでは、「フィロキセラ」と呼ばれるブドウの根に寄生する害虫に被害を受けてしまいます。そこで、フィロキセラに対して抵抗力のある台木に接ぎ木をして、それから植えます。
もちろん、専門の苗木屋さんからあらかじめ継いだものを購入しても出来ますが、販売されていない品種を植えたいとなったらオーダーメイドで頼まなくては成りません。ならば、自前で用意した方が安上がりです。それと、今後のことを考えると自作で対処しておけば、いざという時のために役立ちます。
手先が器用なら、あっという間に出来上がります。お手本を見た時は壮観でした! 最初はおっかなビックリでしたが、自分で試行錯誤している内にコツを掴んできます。手先の鍛練になりますよ。(笑)