園場の基盤整備(その1)

今日から畑の基盤整備に入ります。これまで当Blogで取り上げてきた畑とは別の所で、こちらも小生が貸借契約を結んだ所です。ここは更地で、垣根栽培にて欧州系ワイン専用品種を植栽する予定です。



今回は、専門の業者さんの助けを借りる事にしました。まずは、園地の傾きや凹凸を見るために水準測量を行い、主に四隅の部分の高さを確認します。よく道路工事の時に見かける風景ですが、手前の人がレベルと云う機器で「標尺」の目盛りを読み取ります。



水準測量が終わると、早速バックホーにて地ならしを開始します。しっかりした重機では作業が早く、スムーズです。ちなみに、今度の土地は東西方向に傾いていて、西側がおよそ20cm程高くなってました。



午前8時頃から始まった作業も、15時近くなると大分整地が進んできました。そこで、次の重機の出番です。トレンチャーが登場します。



ここは地下水位が高いので、畑に暗渠排水を設置します。そのためには溝を掘る必要があるので、トレンチャーの出番となるのです。チェーンで環状につながっている小型のバケットが取り付けられており,右の写真のように走行しながら回転して掘削し、溝の両サイドに排土して行きます。一回セットすれば、自力でまっすぐ掘削する優れ物です。



以上、一通り進みましたが、本日の作業はここまで。明日は、暗渠排水の設置と仕上げです。(続く)