「日本のワイン」関連書籍紹介

先日、『日本ワインガイド』の紹介を当Blogでしましたが、他にも日本のワインを扱った書籍がここ最近いくつか出ています。実際に小生が購入したものを紹介します。



○『東日本のワイン』(山本博:監修)
東日本のワインご存知、山本博先生の「日本ワインを造る人々」シリーズの第4弾。第1弾の『北海道のワイン』から続く一連の日本のワイナリー紹介本。こちらは、全国の全てのワイナリーを網羅しています。間も無く、『西日本のワイン』も出版予定で、これで5部作が完結する予定です。このシリーズと『日本ワインガイド』を持って全国行脚すれば、貴方は全ワイナリーを訪問出来るでしょう。

○『北海道のワインを旅する』(阿部さおり:著)
北海道のワインを旅する新興産地として躍進著しい北海道産のワインに焦点を当てて取り上げた地元在住のライターによるガイド本です。ワインに詳しくない人でもすんなり読み込める内容と、北海道在住の著者の作品であるからこそ、地元愛を感じられる一冊であることから、「北海道のワインを知りたい」人にはお薦めです。小生は故郷・大阪と、今在住してます山梨を愛してます。(もちろん、日本のワインは他道府県産も好きですが、「愛している」のはやはり故郷と骨を埋めることに決めた土地です。ここは譲れません。大阪と山梨のを知りたい場合は、プロフィールの連絡先まで問い合わせ下さい。笑)
 北海道新聞社さんのサイトだけでなくAmazonさんでも購入出来るようになったのが有り難い。(画像リンク先はAmazonです。)


○『最強 日本ワイン完全ガイド』(福田克宏:著)
最強 日本ワイン完全ガイド会社勤めの傍ら、休日に全国のワイナリーを訪ね歩いた訪問記を基に、書籍として起した一冊。こちらは、ライトなファン層向けのガイドになってます。

○『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』(河合香織:著)
ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たちkidoワイナリーの城戸亜紀人氏・BEAU-PAYSAGEの岡本英史氏・オブセワイナリーの曽我彰彦氏の3人(通称:ウスケボーイズ)を取り上げた半生記風のノンフィクション。
第16回小学館ノンフィクション大賞を受賞したという触れ込みで、結構マスコミでも取り上げられましたが、「こんな赤裸々な内容書いてもエエの?」と云うのが率直な印象*1。う〜ん、ここまで梯子かけられると外された時大変だよと正直感じました。(彼ら3名には、何の罪もありません。念のため。)小生この御三方には実際お目にかかってますが、普通に一人の人間として彼らが生き生きとワイン造りに精進している姿を知ってるだけに、神聖化する必要はないと思います。ワインが全てを物語ってますから。(小生の訪問記については、当Blogの検索窓に御三方の氏名を入力して【検索】ボタンをクリックして下さい。)

*1:Amazonのカスタマーレヴューを読んであまりにも両極端なんで笑う外無かったです。このレヴューの「赤裸々な内容」の方が面白い。(苦笑)