先週末と昨日の夜に気圧の谷が通過し、山梨を取り囲む山々がすっかり雪化粧しています。麓の近傍までこうして雪が冠るのはそうそうありませんが、ここのところの急速な冷え込みがこうして美しい景色を織りなしてます。
(昨晩は東京とその近郊は積雪でてんやわんやの様でしたが、甲府は大した降雪は無く、何事も無かったかの様な平穏な夜でした。)
写真は、畑仕事に出たときの一コマ。先日の記事で取り上げました、南アルプスの山並みです。白峰三山は雲の中(ちょこっと頭だけ出してますが)ですけれど、鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳の雪景色が青空に映えてます。
本当に、美しい・・・。何物にも代え難い景色。
今日の一コマ(20120107)
夕暮れに映える南アルプスの山並み。山梨には日本一の富士山がありますが、小生にとって大好きなのはこの南アルプス(登山でほとんど踏破しました)、特に白峰三山の北岳(日本第2位の高峰)が一番。
いろいろと辛い事があると、この山並みを見つめて心の安らぎを得ています。
さて、年末から年始にかけて、色々な出来事があった濃密な1ヶ月間でした。きっと、人生の中で忘れられない1ヶ月の一つになるでしょう。今日で一区切りついてこの山並みを目にした時、心に期するものがありました。本年も、地に足着いてしっかりやって行きたいと思います。改めて、よろしくお願いします。
(年賀状、多くの方々から頂き有り難うございます。出しそびれたり、行き違いになった方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。)
「日本ワインを造る人々」シリーズ完結しました。
弁護士の山本博先生による「日本ワインを造る人々」シリーズの第5弾が刊行されました。2006年から足掛け5年、第1弾の『北海道のワイン』から続く一連の日本のワイナリー紹介本がようやく完結したのです。
(出版社によるサイトはこちら。Amazonでは、こちら。)
小生が日本のワインに開眼した(20年ちょっと前の話です!)きっかけである大阪のワイナリーは勿論のこと、忘れ去られた葡萄園・『播州葡萄園』についても詳しく取り上げられています。特に、播州葡萄園の話は、日本のワインの歴史を語る上では絶対に外す事は出来ません。
これら5部作は、是非とも購入して読んで欲しいです。日本ワインファンのみならず、業界関係者にも必見の内容。
○関連記事
(書評)『日本ワインを造る人々 - 北海道のワイン』を読んで
(2006年9月24日記事)
ここ最近買った本
(『長野県のワイン』を紹介・2007年12月22日記事)
敢えて挑戦的なメッセージを問いかける『日本ワインを造る人々』三部作の最終章
(『山梨県のワイン』を紹介・2008年8月14日記事)
「日本のワイン」関連書籍紹介
(『東日本のワイン』を紹介・2011年6月26日記事)
(いずれも、当Blogでの過去記事です。)