オーストラリアとも歩調合わせる方がエエんとちゃう?

FLORENT DABADIE氏の十案(ショート・バージョン)を拝見さしてもらいました。
私個人としては、概ね頷けるところがあり、よく熟考されていると評価してますが、一点のみ変えた方が良い点があると率直に感じました。
JリーグとKリーグの統一」がそうです。
近くて遠い国と言われる「日韓」ですが、国民性とかKリーグのお寒い現状朝鮮日報、情報元=「サッカーのある幸せ」より)、を考えると一朝一夕には行かないと思います。
まだ、「東アジアクラブ選手権」にオーストラリアを加えたり、あるいはオーストラリアサッカー協会とのパイプを強化し、日韓だけでなく豪州も視野に入れた交流(決して統一では有りません、念のため。)の方がまずは良いのではと思います。カズの移籍で名が知られるようになったシドニーFCが所属しているAリーグ(オーストラリアのサッカーリーグ)は今後発展の伸びしろが望めますし、アジアサッカー連盟AFC)に加盟したことでヤル気万々で仲間に加えるには相応しいでしょう。
AFCに加盟した豪州ですが、目の敵にするよりも切磋琢磨出来る相手が増えた事は願ってもないチャンスと逆に考えた方が面白いです。それに、下記のような利点も挙げられます。

  • リーグ自体は最先端の欧州サッカーではないが、相手は「本当の」欧州系であること。
  • 時差は無いが季節はまるっきり逆なので、気候的な面を含めたアウェイの厳しさを体感出来る。
  • 遠征において不安要素の少ない環境であること。
  • しかもワインが美味い(笑)

最後のはオマケというか冗談ということで流してもらって、ココは一つ考えて頂いてもよろしいかと思います。
(追記)
helguera様、サイトで取り上げて下さり有難うございます。
私はよくラグビーも観るのですが、豪州との視野に入れた交流に関しては、

  • 代表レベルでは「南半球3カ国対抗ラグビー(トライネイションズ)」に倣って日韓豪定期戦を行う。
  • リーグレベルでは、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドのクラブチーム成績上位チームが優劣を競う「スーパー14」と称する大会に倣って当面は3ヶ国クラブ選手権を行い、いずれは「東アジアクラブ選手権」に組み入れ発展解消させる。

といった具体案も考えられます。いずれにせよ、各国の独自性を保つためにもリーグの統合より、スポット的な交流戦での選手権という形態が望ましいですし、クラブの負担も減らせると思います。
○参考記事
ラグビー』 - Wikipediaより