こうしてみると、サッカーに限らず他のスポーツ、日本ワイン、農業や工業、そして何とかファンドで話題持ち切りの経済と全ての分野において、徹底した原因追究と明確な責任所在の追求をしない故に、組織や社会のなかで考えるべき責任というものが希薄になり、自己責任という名のもとで全てを個人に押し付けた結果が、今世間を揺るがし、漠然とした不安をもたらしてしまったのだと思います。
社会や組織の中で必要とする規律や規範が崩れることになり、結果よければ何でもありという実質的な無責任社会に繋がり、良い意味での「ダイナミズム」が失われていく。そんな空虚感を打破して行く前向きな心を持つ為にはどうすれば良いか？
答えはすぐには出ないけれど、そこを考えるコトからまず始めるだけでも少しはポジティブになれる。ボクはそう考えてます。（ペシミスティックに考え、ニヒリストになるよりは健康的でしょう。）
