鳥もつ煮は誰のもの?

みなさまの縁をとりもつ隊の有志が一念発起し、グランプリ優勝を成し遂げた甲府とりもつ煮。そんな状況を当て込んで、取らぬ狸の皮算用?が・・・。
甲府鳥もつ煮、28億円の経済効果=B-1優勝で資産-地元シンクタンク
(「時事ドットコム」より)
甲府鳥もつ煮の経済効果28億円 B-1グランプリ優勝
(「47NEWS〜共同通信」より)
心配なのは、地域の宝が行政の『おもちゃ』になってしまうこと。とりもつ隊の方々には行政サイドの人もいますが、あくまで「隊」としての活動です。しかし、話が大きくなリ過ぎて「とりもつ隊」の手を離れた存在になってしまうと、それは出している飲食店さんや味わうお客さんにとってのとりもつ煮ではなく、「行政によるとりもつ煮」となって上から降りて作られたものと化してしまう懸念があります。
地域の逸品は、その地の人々が産み出すものであり、お上が主導権取って作るものでは無い。変に色気出してしゃしゃり出て来るのでは無く、後方支援に徹して欲しいなぁと思う今日この頃です。