そして、夜はこちらも小生が開催以来何度もお邪魔させて頂いているワインツーリズム山梨主催のワインフェスに出席するためにFour Hearts Cafeさんへ向かいました。昼間開催された「ワインツーリズムを体感する旅・産地を支える人々」の参加者もほぼ全員なだれ込み、会場は満員御礼でした。
頂いたワインは下記の通りです。(順不同)
- アルプスワイン「FUKUNO スパークリングワイン・ロゼ」
限定モノのスパークリング。ベーリーA・シラー・メルロをアッサンブラージュして瓶内二次発酵。 - 機山洋酒工業「トラディショナルブリュット」
当Blogでも既に何度も登場している甲州種スパークリングワインのパイオニア。瓶内二次発酵の本格派。ほのかに漂う渋味もアクセントとしてうまく取り入れています。 - フジッコワイナリー「スパークリング・甲州」
甲州種スパークリングもいくつか登場していますが、その内の一つ。すっきりした味わいと爽やかさが特徴。 - ルミエール「ペティアン・オランジェ」
『黒いペティアン』で知られる小山田幸紀氏の力作。醸しにより皮から旨味を引き出しほんのり橙色に染まったところが他の甲州種スパークリングに無い特色となっています。 - 勝沼醸造「アルガブランカ・ブリリャンテ」
泡立ちの優れた甲州種スパークリング。イセハラばかりが目に行きますが、クラレーザと共にアルガブランカの屋台骨を構成している逸品。 - メルシャン勝沼ワイナリー「勝沼のあわ」
炭酸ガス充填型ながら、とてもきめ細やかな泡立ち。ワインとしての味もしっかりしています。今回のリストの中でもコストパフォーマンスは一番。 - 奥野田葡萄酒「メルロ ブリュット ルージュ(2008)」
復活した中村雅量氏がリリースした意欲作。濃厚な色と味わいの中に引き立つ泡がブドウのもつ渋味をうまく和らげ、じわっと染み入る後口に仕上がっています。気品がありますね。 - 四恩醸造「夏の陽(2008)」と「クレマチス・ロゼ(2008)」
クレマン・ド・エンザンのニックネーム(?)がついているスパークリングが登場。陽気なつよぽんこと小林剛士氏が気兼ねなく飲んで頂きたい想いを込めたスパークリング。前者はシャルドネ・後者は牧丘特産の巨峰を原料とし、ピチピチしたもぎたての果実のフレッシュな味わいを醸し出しています。 - サドヤ「ロゼ・スパークリング(2008)」
以前、新酒祭りにてカベルネ・ソーヴィニョンの「ロゼ・プリムール」を頂きましたが、このワインをスパークリングに仕立てた老舗の会心の作品。カベルネのもつ渋味と酸が泡と調和し、更に飲みやすさを引き立てております。「勝沼のあわ」と同じく炭酸ガス充填型ですが、それとは感じさせない所もGood。
駆け足で振り返ってみましたが、まだ山梨のワインにはスパークリングもいくつかラインアップに加わっています。ワイナリーを訪ねて探してみるのも一つの愉しみです。
一ヶ月後の11月7日には「ワインツーリズム 2009」が開催されます。今回はその前哨戦として開催されました。また来月のその日もこの日のように晴天に恵まれることを祈っています。ワインツーリズム山梨の笹本貴之様(ソフトツーリズム)と大木貴之様(Four Hearts Cafe)にはお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。