ワインツーリズム2010第1日目(甲府エリア編)

いよいよワインツーリズム2010が始まりました。今年は、甲府市甲州市の2会場で2日間に渡り行われます。早朝からはインフォメーションの準備。最近リニューアルされたばかりの甲府駅北口に、窓口を設営しました。



  

小生は本日、シャトー酒折さんで、Team Kisvinメンバーとしてホスト役で皆様を向かえます。ワイナリーでの準備は万端整い、あとは来訪を待つのみです。また、甲府エリアではB級グルメのグループともタイアップ。今年のB-1グランプリで優勝した「甲府鳥もつ煮」は他会場にて出展してますが、こちら酒折さんでは、「大月おつけだんご」が登場します。


  

ワイナリーでの様子は、Team KisvinのWebサイトのNewsの項をご覧頂くとして、当日は夕方まで多くの参加者で賑わいました。ツアーも大入りで、ワインの造り方や栽培のことに対する関心が高いことが伺えます。試飲のブースでも立ちましたが入れ替わり立ち替わり希望者が殺到してました。


ちなみに、試飲では市販の物以外に、ワイナリー店頭直販のみの“エステート(自社農園)”シリーズや、マスカット・ベーリーAの過去のミレジム(ヴィンテージ)が目玉で供されました。
 中でも、今回の垂涎アイテムは「マスカット・ベーリーA 樽熟成(2001)」(写真右の右から2番目のワイン)酒折さんの歴史におけるエポック・メイキングとなったワイン(リンク先は、「ドリンク&ワイン〜ほろ酔ひ流 : YOMIURI ONLINE」。)を他のミレジムと併せて試飲出来たことは、ワインツーリズムの参加者(しかも、酒折さんに来場された方のみ!)だけが味わえた“贅沢”です。実際に味わったところ、山梨での当たり年とされる2001年産だけあってブドウのポテンシャルが高く、果実の風味が損なわれることなく良い状態であったことに加え、色・旨味が充実した出来上がりで10年近く経過していても遜色無し。これには驚く他ありません!


酒折さんでの企画が終了し、後片づけした後は、ツーリズムの仕掛け人の一人である大木貴之氏のFour Hearts Cafeさんにお邪魔しました。普段出ない貴重なラインナップのワインも、この日は惜しげも無く大判振る舞い。夜も多くの人が山梨のワインを満喫し、語らいが絶え間なく続くにぎやかで楽しい時間が流れてます。

栽培家という立場で迎える側として参加したワインツーリズム2010。沢山の方々とワインを通じて充実したコミュニケーションを図れただけでなく、酒折さんの歴史の一ページ、そして山梨の魅力を再確認出来た一日でした。
(明日の、「勝沼・塩山エリア編」に続く。)


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ワインの里 魅力満喫
(「山梨日日新聞Webサイト〜みるじゃん」より)
ワインツーリズム2010@甲府(11月6日・土曜日)
(「ビタミンやまなし 公式ブログ」より)