2010-01-01から1年間の記事一覧

明日から自園の甲州を収穫します。

いよいよ、『大物』の収穫に取りかかります。今回は、ワインの種類毎に二つに分けて仕込みを行いますが、搾汁のスケジュールと天候の関係でまずは第一弾を明日収穫することになりました。 “助っ人”の運搬車もスタンバイし、コンテナも搬入。心の準備も出来ま…

毎日収穫が続いてます。

山梨では収穫の時期となり、連日作業が続いてます。まず、右の写真は8月30日のシャトー酒折・自社園場のシャルドネの収穫。過去最高の出来で、量・質共に良い結果が得られました。 続いて、こちら2枚はシャトー酒折・自社園場のメルロとシラー。メルロは9月4…

「ワイン認証制度」、施行へ。

過去の記事で、甲州市で「ワイン認証制度」が制定される予定、と取り上げましたが、成文化され施行に至りました。 甲州市原産地呼称ワイン認証制度が始まります。 (甲州市Webページより、8月23日付リリース) 詳細は、市の特設Webページを参照して頂きたい…

2010年、いよいよ仕込みのシーズンに。

収量調節も兼ねてロゼワイン用のマスカット・ベーリーAを朝早くから早期収穫しました。8月4日から着色はかなり進行し、全ての房が色づくのも間近。完熟させるブドウの量をここで絞り込み、摘房した物は爽やかな味わいのロゼの原料へと有効利用されます。

Team Kisvin Webページ更新。

お待たせしました。7月30日に記したセミナー(植物生理学)の報告をアップしました。

国内開催のワインコンクールの結果が出ました。

まずは、ジャパンワインチャレンジ。 http://www.japanwinechallenge.com/information_results2010jp.html そして、国産ワインコンクールはこちら。 http://www.jwine.jp/2010fol/10prize.html ○関連記事 甲州種 最多5点が金賞 国産ワインコンクール入賞345…

今日の一コマ、いや二コマ(20100804)

「飛び玉」状に着色が入ったマスカット・ベーリーA。7月29日のと比べ、こんなに進んでます。ベレーゾーン(着色)期に突入しました。中には房全体が着色しつつあるものもあります。

例のシリーズが4冊目に

かつて紹介した、日本全国ワイナリーガイドの最新版が発刊され、Amazonさんにも登場しました。『休日はワイナリーに行こう』から数え、4回目の出版です。『日本のワイナリーに行こう・2011』 しかし、ページ数が増え本当に分厚くなりましたね。私は「中の人…

山梨に移り1年過ぎました。

あれから一年、心機一転して醸造用ブドウ栽培家への道を突き進んでおります。おかげ様で、畑のブドウはここまでしっかりと実がつきました。以前(6月23日)の記事と比べ、果粒は収穫時の大きさにほぼ到達。あとは、甲州種独特の薄紫色への着色がもうすぐ始ま…

セミナー三昧の一日

本日・30日に、山梨県若手の会主催の「植物生理学セミナー(第三回目)」が行われました。第一回目(5月13日)と第二回目(5月27日)の総集編です。 植物生理についての講習に続いては、ワインの官能評価のセミナーで、『白ワインのオフフレーバー』について…

元の暑い夏に戻りました。

前日の園場視察の日は過ごしやすかったのですが、結局一日限り。とはいえ、ブドウの生育にとっては、ぐずぐずするよりも今年のようなしっかりした暑さが良いのは間違いありません。

園場視察(第二回目)

前回に引き続き、「若手醸造家・農家研究会」主催の園場視察に参加して来ました。この日も、垣根仕立てによる甲州種園場の見学がメインでした。

暑さが一服

カンカン照りの夏本番な毎日が続いてましたが、この日は久方ぶりの雨模様。ちょっと、猛暑が解消されました。

「オレに言われてもなぁ〜」

ドイツ敗退でタコ窮地=予想的中、ファン八つ当たり (「2010 FIFA ワールドカップ - Yahoo!スポーツ×スポーツナビ」より) 農作業中に聴いたラジオでは、 「シーフードサラダかパエリヤにして喰っちまえ!」 と言ったか言わないとか・・・。(苦笑)人間様…

どういった方向へ活用するか? そこが問題です。

畑の観察 遠隔地からOK 都内業者とNEC甲府支店が実験 高齢農家のニーズ期待 (「山梨日日新聞Webサイト〜みるじゃん」2010年7月8日記事より) 「高齢農家さんのニーズに期待」とありますが、果たしてこれからの農業を担う農業者へのニーズ(需要)の方が大き…

七夕過ぎて・・・。

ここの所、悩殺されてBlogの更新が滞っていて申し訳ありません。昨日、ある畑にて携帯のカメラで写した一コマ。何処かに、アマガエルさんがいてます。さぁ、わかるかな?

梅雨真っ只中ですが、ブドウは元気です。

列島がじめじめした空気に包まれてますが、園場の甲州ブドウはしっかり房をならせております。先日の記事と比べるとここまで果粒が肥大して来て、生育が進んできていることを実感します。 写真左は上の園場の甲州、右は別の畑にてマスカット・ベーリーA。降…

園場視察(第一回目)

甲州種の栽培に関する現状を共有するため、「若手醸造家・農家研究会」主催の園場視察に参加して来ました。垣根仕立てや一文字短梢剪定による甲州種園場の見学です。

棚の甲州が成長しました。

毎日畑での作業に勤しむ日々が続いてます。6月に入り、気温が高くなって随分ブドウの成長が加速されました。園場の甲州も棚を埋め尽くすまでになって来ています。左は5月18日に、右は本日撮影したもの。ちょっとアングルは異なりますが、一月近くで棚上の空…

植物生理学セミナー(第二回目)報告

27日に、山梨県若手の会主催の「植物生理学セミナー(第二回目)」が行われました。詳しくは、Team KisvinのWebページにて。○関連記事第一回目の報告は、20日付の記事を参照下さい。

開花の時期です

甲府ではブドウの開花の季節に入りました。 早生の品種(デラウェア等)は既に満開です。とはいえ、今年はいつもより1週間から10日ぐらい遅いとのこと。写真は、小生が栽培してます甲州の様子。27日に撮影したものです。

助っ人でデラウェアのジベレリン処理

デラウェアといえば、有名な品種で、皆さんが結構目にする機会が多いブドウです。種無しブドウで親しまれるデラはジベレリンと云う植物ホルモンの一種による無核化(種無し)処理を施されるのですが、今日はそのお手伝いに参上しました。 以外に知られていな…

植物生理学セミナー報告

Team KisvinのWebページに、5月13日に行われたセミナーのレポートをアップしました。作業が立て込んでいて報告が遅れましたが、ご覧頂ければ幸いです。山梨では、今後先進的な取り組みが活発になって行くでしょう。そうした活動の先駆けとなる有意義な企画で…

防除を開始しました

園場の防除がいよいよ始まりました。病害虫を防ぐためにこまめな管理を行いますが、薬剤散布も必要最低限行います。時期が来たからといってただ散布するのでは無く、天候の推移やブドウの成育の状態を見ながら、有効な成分の農薬を選択して、出来るだけ少な…

今日の一コマ(20100508)

私の好きな北岳が園場から見えます。写真は白峰三山。右から、北岳・間ノ岳・農鳥岳。これでも雪が溶け地肌が見えてきた方ですが、名前の通り『白きたおやかなる峰々』がそびえ立ちます。 ちなみに、秋口はこのように見えます。

自作でぼかし造り

自作のぼかし肥料を共同で造る事になりました。ブドウの剪定枝を利用して、米ぬかと鶏糞を材料に加えます。まず、あらかじめチッパーで細かく砕いた剪定枝を用意します。細かく砕いた後には酸性水で処理し、水分をなじませておきます。(今回は、ミネラル酸…

オフに久方ぶりの小瀬へ

昨年11月の対湘南戦以来、応援にやって来ました。ブドウ造りの師と大阪から来た弟の3人で観戦です。真夏日の今日の試合は天気と同様熱く・タフな闘いでしたが、引き分けで勝ち点1を取りました。GKの荻選手がこの日でJ100試合出場プラス誕生日でしたので、本…

おかげ様で完成へ。

そして、前日取り上げました畑の垣根用トレリスが仕上がりました。ここまで至ったのも、色々な方々がサポートして下さったお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。本当に、有り難うございました。

最高気温は28.3℃でした。

ビックリするほどの暑い晴天で、ブドウもここの所勢いづいてます。写真は、成園の甲州の畑にて。転葉して、新梢が盛んに伸長し始めています。

トレリスが次第に形になって来ました。

前回の続きです。トラクターにて均した後、トレリスを造って行きます。両端のポールの間に支柱を立て、そこにエスター線を這わせて行きます。鋼線やステンの線は最近高騰している(中国で需要が逼迫している関係上、最近の金属資材の値上がりは激しい。)の…