2010-01-01から1年間の記事一覧

一転、夏日寸前。

本日の甲府の最高気温は24.9℃。4月の寒暖の差が激しく寒さが身に染み入る様な天気を思うと、ようやく緑が萌える頃になり嬉しい誤算です。今日の一コマは、農業資材を取りに行った帰りの道中にて。美しい夕焼けでした。南アルプスのシルエットとあかね空のコ…

垣根用のポールを設置

いよいよ、先日の記事で紹介しました新しい畑で、垣根栽培用のポールを設置し始めてます。ちなみに、その基盤整備で入れた暗渠、効果を発揮しております。 まずは、列の両端に立てるものから。都度その様子をBlogにアップして行きます。

『ワインフェス2010 春色の山梨』で大勢の方々と愉しむ

そしてこの日の晩は、とても大賑わいのワインフェス。草の根から育ち、山梨の定番行事としてしっかり根付いて来ました。当日行われたワインツーリズムの参加者も殆どが加わり、ワイン片手に多いに語り合いました。 当日のワインリストは、FourHeartsCafeさん…

助っ人が加わりました

中古の運搬車を購入。一斉に収穫する醸造用ブドウ栽培では大活躍します。収穫以外にもいろいろな作業で使い道があります。頼もしい相棒が増えました。大事にこれから使っていきます。

園場の基盤整備(その2)

前日の作業の続きです。トレンチャーで掘削した溝にパイプを入れます。パイプはネトロンパイプスーパーES-100を購入しました。写真は、18日に搬入した時のものです。 溝にパイプを入れる時は、沈まないように底に砂利を敷くのが理想的ですが、今回は耕作を断…

園場の基盤整備(その1)

今日から畑の基盤整備に入ります。これまで当Blogで取り上げてきた畑とは別の所で、こちらも小生が貸借契約を結んだ所です。ここは更地で、垣根栽培にて欧州系ワイン専用品種を植栽する予定です。 今回は、専門の業者さんの助けを借りる事にしました。まずは…

大手の動きが実に激しくなっている

勝沼ワイナリーのリニューアルに長野・マリコヴィンヤードでの栽培に取り組むメルシャン “ソラリス”に続く新ブランド“リュナリス”を立ち上げたマンズ(キッコーマン) そして、敢えて経営統合よりも我が道を選択したサントリー そんな中、今度はサッポロが国…

草生のライ麦刈り取り

4月8日の記事での甲州種の成園と、2009年8月31日の記事での畑で、草生のライ麦が刈り取られました。幸いにも降雨の前に草刈りを入れることが出来て良かったです。 刈り取りは、草の背丈が大分伸びた頃、穂が出るタイミングを見計らって天候の推移と相談して…

栽培講習に多くの方々が。

3月1日の講習に引き続き、「若手醸造家・農家研究会(若手の会)」主催の勉強会が行われました。『春先の栽培管理』が今回のテーマ。詳しくは、Team Kisvin Webページの報告をご覧下さい。 なお、この日も含め4月8日の2日間、NHK甲府放送局さんの取材が入り…

木下インターナショナルさん主催、春のテイスティング会へ。

東京で行われましたワインのテイスティング会に出席して来ました。インポーターである木下インターナショナルさんが扱う海外各国のワインが多数出展されてました。もちろん、シャトー酒折さんの新ラインナップも勢ぞろいです。海外のも含め、色々なワインを…

実践から座学までやっております

2009年9月22日の記事で取り上げた甲州種の成園が、ライ麦が発芽してから、剪定と誘引を経てこんなになりました。春の日差しを受け、生き生きとしています。 ライ麦は穂が出る寸前、そして甲州の樹は萌芽間近。まさに、生命の息吹を感じる瞬間です。 夕方は、…

甲州ブドウがOIVに品種登録

甲州ブドウ、国際登録(「山梨日日新聞Webサイト〜みるじゃん」より) 「甲州ワイン」欧州輸出へ=国内初、原料ブドウ登録(「時事ドットコム」より) 品種名表記が厳正に定められている欧州では『甲州(Kohshu・Koshu)』の表記が法的にクリア出来てなかっ…

国内でも販売して欲しい。

四輪バギー、照準はワイン農家=独で販売本格化へ−スズキ(「時事ドットコム」より) ワイン用ブドウ農家対象と銘打たなくてもエエから、国内向けに機動力のある小型のも開発して販売してみたら。 スズキさん、どないでしょうか?

早いものでもうちょっとで4月

剪定・誘引・苗の新植と毎日作業が続いております。自身が貸借契約を結んだ畑(2009年の8月31日記事と、9月10日記事参照。)には、甲州とマスカット・ベーリーAを植え付けました。 ブドウさんはもうすぐ目覚めの時。早い品種は萌芽がもうすぐです。

地方自治とワインで話題二つ

まずは、本日の「山梨日日新聞 Web版 Miljan」より 醸造用ブドウ栽培に助成 県が新年度 甲州種ワイン増産狙う 以前、甲州市で類似の制度(あいにく、リンク先の参照記事はリンク切れなので、asahi.comのこちらの記事を参照下さい。)が施行されましたが、『…

今日の一コマ(20100314)

とある畑にて一輪のシロタンポポが咲いているのを見つけて写したのがこの一コマ。ただ、咲いているとか珍しく白いのを見つけたというのでは無く、気高さと凛としたものを感じました。だからこそ、魅かれたのかな?

自作で接ぎ木を

接ぎ木を自前でこしらえるための講習に今日は出張しました。 ブドウの樹は、台木と呼ばれる木に成らせたい品種の穂木を継いだ苗から育てます。台木に継がずそのままでは、「フィロキセラ」と呼ばれるブドウの根に寄生する害虫に被害を受けてしまいます。そこ…

開幕悲喜こもごも

あまりにも寒かったので筆も鈍りますが、この内容ではなかなか書けませんでした。 VF甲府完敗 シュート4本、3失点/パウリーニョ一矢が救い (山梨日日新聞「ヴァンフォーレ甲府ニュース」より) 新監督となって方針が変わりまだ戦術がフィットしてないのか…

ひとまず問題は収束か?

寄り道したコンビニに置いてあったスポーツ新聞の見出しは、本田選手を持ち上げるフレーズで一色。(苦笑) 本番はこのままの方針で決定になりそうな雰囲気ですが、これで胸を撫で下ろしたとはいえ前途は厳しいものになりそうです。 ○関連記事 余裕なき戦い…

剪定講習会開催

錦城葡萄酒さんの園場で、甲州種のX字長梢剪定についての講義が開催されました。ワイナリーや栽培家の方々が熱心に聴き入っておられ、中身の濃い充実した時間でした。詳細はTeam Kisvin Webページの報告をご覧下さい。 この技術は、勝沼の篤農家・故土屋長男…

一つの案として検討に値するのかなぁ???

塩尻市がワイン債発行 購入者にはヌーボーワインも(「毎日jp」より) 塩尻産ヌーボーワインのボトル1本で、市民交流センターの建設の御礼か、、、。 もっと他に考え様が無かったのか?

芽吹きを前に。

まもなく3月。日々畑では春の予感をあちこちで感じています。 昨日と今日はブドウの樹に芽傷を入れる作業を行いました。 「芽傷」は徒長している枝でも萌芽を高めるようにするための技術です。先端が芽吹きが良く成長が盛んなのはご存じかと思いますが、傷を…

Team Kisvin Webページ開設

かねてから懸案のWebページを作成。ようやく開設にこぎ着けました。 小生が所属するワイン用ブドウ栽培家を中心としたグループです。情報はまだ少ないですが、少しずつ充実させる予定。何卒よろしくお願いします。

雪化粧の朝

ここ一週間程、天気がぱっとしない日が多いです。そんな数日が続いていますが、今朝は粉砂糖をまぶしたかのような雪景色になりました。

お世辞にも「木に竹も継いでません」(苦笑)

世間で生きて行くのに必要なことに対して注意を払うに越したことはありません。いくら何でも、ブドウやワイン・農業ばかり見ていて、「ブドウ馬鹿」「ワイン馬鹿」「農業馬鹿」では社会性が失われます。 今日はふと立ち寄った書店で、今週発売の『週刊ダイヤ…

嫌な“Déjà vu(既視感)”

1997年9月28日、フランス大会最終予選の対韓国戦で1−2と敗北。この時は、約8ヶ月の猶予期間があった。二度とこのような光景は見ることは無いと思ってはいたが、昨日のはまさに「あの頃」にタイムスリップしたかの様だ。 しかし、今回のは大会まであと4ヶ月。…

農業経営のこれからを考える

山梨県と日本政策金融公庫が共催して行われた、『アグリビジネス展開のためのセミナー』に出席して来ました。 日本の農業人口の多くが家族経営による農家によって占められていますが、近年は親は農家でも子供は継がないといった形で農業離れが進み、後継者が…

霧の朝

しばらく書き溜めていた話題について、時間を見つけて書いて行きたいと思います。リアルタイムに書く余裕が無かったので、遅れてのアップになってしまいますが、そこはご容赦を。(写真は今朝の甲府のブドウ畑にて。)

Sonomaのワイナリーを訪ねて(後編)

ひなびた感じのSonomaは、ヨーロッパに通じるそこはかとない郷愁と古き良きアメリカの大らかさといった雰囲気を併せ持つ地域で、居心地の良い感じが漂います。後半は奇しくも日本人が手掛けているワイナリーを二軒、連続して訪問しました。 詳しくは「続きを…

Sonomaのワイナリーを訪ねて(前編)

サンフランシスコではコンドミニアムにて宿泊。皆でワイワイガヤガヤと食卓を囲み、ビールとワインを愉しみました。 そして29日は、今回の旅のもう一つの目的であるソノマ(Sonoma)のワイナリー訪問へ。在カリフォルニアワイナリーのツーリズムが専門の現地…