草生のライ麦が発芽



2009年8月31日の記事(草刈機を入れた畑)と、2009年9月22日の記事甲州種の成園)で取り上げた二箇所の園地にて播種したライ麦が発芽してきました。施肥した後、浅くトラクターにて耕してから草生栽培の下草として種を蒔いて約2週間経過した後の様子です。9月22日の収穫時の写真と比べると、晩秋の趣が一段と感じ取れます。)
いわゆる、“土造り”の一環ですが、この下草が、土壌中の養分ならびに微量要素(いわゆるミネラル分。金属類の植物の成長に欠かせない元素。)を吸収し緑肥となってブドウの樹へと取り込まれ、循環されて行きます。
寒風にさらされながらも、たくましく芽を出して伸びて行く姿には「生命の息吹」を感じます。年が明けて春が来るまではまだ先の話ですが、これから生き生きとブドウが育つ姿を間近で見るのが楽しみです。