農業

完熟のマスカット・ベーリーA。

今朝の見回り時に撮影したのが上記の写真。甲州とは別の所に位置するこの園地。当Blogで時折レポートしているここは、実は今年3月に急遽お鉢が回って来た農地ですが、ブドウはしっかり育ち健全な状態でぶら下がってます。収穫は13・14日の予定です。

秋季剪定

シャトー酒折・自社園場で既に収穫されたシャルドネ・メルロ・シラーの秋季剪定を行いました。夏季摘心の後、伸びた枝や副梢を切り落として成長点を取り除き、乱れた樹型を整理します。 この時期の剪定の目的は、主に 不必要な根域の拡大を抑制する 貯蔵養分…

自園甲州の収穫、完了しました。

甲州収穫の最終日は天候にも恵まれ、7名の方々が来て下さりました。本当に、お疲れ様でした。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

自園甲州の収穫、第二弾終了。

二回目の収穫が終わりました。前日の晩に雨が降ったのですが、朝には止み、昼からは晴れ間も覘きました。この日もお手伝いの方々に助けて貰いました。この場を借りて御礼申し上げます。 次回は、天候の回復を待って29日に。この日が甲州収穫の最終日です。

自園甲州の収穫、第一弾終了。

残暑が残る中、甲州最初の収穫(2.4t分)が終わりました。6名の方々の助けを借りまして何とか終えることが出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。 次は、天気が回復し休み明けの27日からです。

明日から自園の甲州を収穫します。

いよいよ、『大物』の収穫に取りかかります。今回は、ワインの種類毎に二つに分けて仕込みを行いますが、搾汁のスケジュールと天候の関係でまずは第一弾を明日収穫することになりました。 “助っ人”の運搬車もスタンバイし、コンテナも搬入。心の準備も出来ま…

毎日収穫が続いてます。

山梨では収穫の時期となり、連日作業が続いてます。まず、右の写真は8月30日のシャトー酒折・自社園場のシャルドネの収穫。過去最高の出来で、量・質共に良い結果が得られました。 続いて、こちら2枚はシャトー酒折・自社園場のメルロとシラー。メルロは9月4…

「ワイン認証制度」、施行へ。

過去の記事で、甲州市で「ワイン認証制度」が制定される予定、と取り上げましたが、成文化され施行に至りました。 甲州市原産地呼称ワイン認証制度が始まります。 (甲州市Webページより、8月23日付リリース) 詳細は、市の特設Webページを参照して頂きたい…

2010年、いよいよ仕込みのシーズンに。

収量調節も兼ねてロゼワイン用のマスカット・ベーリーAを朝早くから早期収穫しました。8月4日から着色はかなり進行し、全ての房が色づくのも間近。完熟させるブドウの量をここで絞り込み、摘房した物は爽やかな味わいのロゼの原料へと有効利用されます。

Team Kisvin Webページ更新。

お待たせしました。7月30日に記したセミナー(植物生理学)の報告をアップしました。

今日の一コマ、いや二コマ(20100804)

「飛び玉」状に着色が入ったマスカット・ベーリーA。7月29日のと比べ、こんなに進んでます。ベレーゾーン(着色)期に突入しました。中には房全体が着色しつつあるものもあります。

山梨に移り1年過ぎました。

あれから一年、心機一転して醸造用ブドウ栽培家への道を突き進んでおります。おかげ様で、畑のブドウはここまでしっかりと実がつきました。以前(6月23日)の記事と比べ、果粒は収穫時の大きさにほぼ到達。あとは、甲州種独特の薄紫色への着色がもうすぐ始ま…

セミナー三昧の一日

本日・30日に、山梨県若手の会主催の「植物生理学セミナー(第三回目)」が行われました。第一回目(5月13日)と第二回目(5月27日)の総集編です。 植物生理についての講習に続いては、ワインの官能評価のセミナーで、『白ワインのオフフレーバー』について…

園場視察(第二回目)

前回に引き続き、「若手醸造家・農家研究会」主催の園場視察に参加して来ました。この日も、垣根仕立てによる甲州種園場の見学がメインでした。

どういった方向へ活用するか? そこが問題です。

畑の観察 遠隔地からOK 都内業者とNEC甲府支店が実験 高齢農家のニーズ期待 (「山梨日日新聞Webサイト〜みるじゃん」2010年7月8日記事より) 「高齢農家さんのニーズに期待」とありますが、果たしてこれからの農業を担う農業者へのニーズ(需要)の方が大き…

梅雨真っ只中ですが、ブドウは元気です。

列島がじめじめした空気に包まれてますが、園場の甲州ブドウはしっかり房をならせております。先日の記事と比べるとここまで果粒が肥大して来て、生育が進んできていることを実感します。 写真左は上の園場の甲州、右は別の畑にてマスカット・ベーリーA。降…

園場視察(第一回目)

甲州種の栽培に関する現状を共有するため、「若手醸造家・農家研究会」主催の園場視察に参加して来ました。垣根仕立てや一文字短梢剪定による甲州種園場の見学です。

棚の甲州が成長しました。

毎日畑での作業に勤しむ日々が続いてます。6月に入り、気温が高くなって随分ブドウの成長が加速されました。園場の甲州も棚を埋め尽くすまでになって来ています。左は5月18日に、右は本日撮影したもの。ちょっとアングルは異なりますが、一月近くで棚上の空…

植物生理学セミナー(第二回目)報告

27日に、山梨県若手の会主催の「植物生理学セミナー(第二回目)」が行われました。詳しくは、Team KisvinのWebページにて。○関連記事第一回目の報告は、20日付の記事を参照下さい。

助っ人でデラウェアのジベレリン処理

デラウェアといえば、有名な品種で、皆さんが結構目にする機会が多いブドウです。種無しブドウで親しまれるデラはジベレリンと云う植物ホルモンの一種による無核化(種無し)処理を施されるのですが、今日はそのお手伝いに参上しました。 以外に知られていな…

植物生理学セミナー報告

Team KisvinのWebページに、5月13日に行われたセミナーのレポートをアップしました。作業が立て込んでいて報告が遅れましたが、ご覧頂ければ幸いです。山梨では、今後先進的な取り組みが活発になって行くでしょう。そうした活動の先駆けとなる有意義な企画で…

防除を開始しました

園場の防除がいよいよ始まりました。病害虫を防ぐためにこまめな管理を行いますが、薬剤散布も必要最低限行います。時期が来たからといってただ散布するのでは無く、天候の推移やブドウの成育の状態を見ながら、有効な成分の農薬を選択して、出来るだけ少な…

自作でぼかし造り

自作のぼかし肥料を共同で造る事になりました。ブドウの剪定枝を利用して、米ぬかと鶏糞を材料に加えます。まず、あらかじめチッパーで細かく砕いた剪定枝を用意します。細かく砕いた後には酸性水で処理し、水分をなじませておきます。(今回は、ミネラル酸…

おかげ様で完成へ。

そして、前日取り上げました畑の垣根用トレリスが仕上がりました。ここまで至ったのも、色々な方々がサポートして下さったお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。本当に、有り難うございました。

トレリスが次第に形になって来ました。

前回の続きです。トラクターにて均した後、トレリスを造って行きます。両端のポールの間に支柱を立て、そこにエスター線を這わせて行きます。鋼線やステンの線は最近高騰している(中国で需要が逼迫している関係上、最近の金属資材の値上がりは激しい。)の…

垣根用のポールを設置

いよいよ、先日の記事で紹介しました新しい畑で、垣根栽培用のポールを設置し始めてます。ちなみに、その基盤整備で入れた暗渠、効果を発揮しております。 まずは、列の両端に立てるものから。都度その様子をBlogにアップして行きます。

助っ人が加わりました

中古の運搬車を購入。一斉に収穫する醸造用ブドウ栽培では大活躍します。収穫以外にもいろいろな作業で使い道があります。頼もしい相棒が増えました。大事にこれから使っていきます。

園場の基盤整備(その2)

前日の作業の続きです。トレンチャーで掘削した溝にパイプを入れます。パイプはネトロンパイプスーパーES-100を購入しました。写真は、18日に搬入した時のものです。 溝にパイプを入れる時は、沈まないように底に砂利を敷くのが理想的ですが、今回は耕作を断…

園場の基盤整備(その1)

今日から畑の基盤整備に入ります。これまで当Blogで取り上げてきた畑とは別の所で、こちらも小生が貸借契約を結んだ所です。ここは更地で、垣根栽培にて欧州系ワイン専用品種を植栽する予定です。 今回は、専門の業者さんの助けを借りる事にしました。まずは…

大手の動きが実に激しくなっている

勝沼ワイナリーのリニューアルに長野・マリコヴィンヤードでの栽培に取り組むメルシャン “ソラリス”に続く新ブランド“リュナリス”を立ち上げたマンズ(キッコーマン) そして、敢えて経営統合よりも我が道を選択したサントリー そんな中、今度はサッポロが国…