久方振りの山形

7日と8日の1泊2日で、山梨県ワイン酒造組合「若手醸造家・農家研究会(通称:若手の会)」による山形視察に参加しました。今回は、下記の4ワイナリーを訪問して来ました。先日の山梨学院大のワイン講座の記憶がさめやらぬ中での訪問は、心に期するものがあり…

『永遠の愛』、それはかなわぬとも人は追い求める。

清里・萌木の村の夏の風物詩、フィールドバレエを観劇してきました。 この日の演目は、チャイコフスキーの銘作『白鳥の湖』。バレエの中のバレエとも云われるこの演目、悪魔の魔法の力で白鳥に姿を変えられたヒロイン・オデットと王子・ジークフリートとの間…

東北のワインを語る夕べ・第2部

引き続き、場所を改め構内のラウンジ“Y”にて、東北産ワインを代表する銘柄を7種頂きました。小生の個人的な所感を以下に記します。

東北のワインを語る夕べ・第1部

まずは、講師の山本博氏・岸平典子社長ご両名による解説の書き起こしです。(Blog掲載用に内容は編集した上で掲載してます。)

忘れられない一日

この日、山梨学院大学・生涯学習センターのワイン講座特別編として 『東北のワインを語る夕べ』 が開催されました。講師に、弁護士で日本ワインを愛する会会長の山本博氏と有限会社タケダワイナリーの岸平典子代表取締役社長が招かれ、山形・岩手を中心にど…

マスカット・ベーリーAに「飛び玉」入りました。

今朝、マスカット・ベーリーAの畑を見回りに入った所、「飛び玉」状に着色が入りました。(昨年は、7月29日に。)新梢の登熟が始まり、ここ2・3日夜温が下がる状況だったので予想はしていましたが、着色入りますと「来た来た!」とワクワクします。

ちょっと一服

前日はワイン会で酒折さんのを頂きました。「格別」でしたね! ラインナップは下記の5点でした。 ○キュベ・イケガワ(2008) ○キュベ・イケガワ(2009) ○エステート・シャルドネ(2008・店頭直販のみ) ○Kisvin甲州(2010) ○甲州樽発酵(2010)

防除も一段落し少し一息。

台風接近している本日、この記事を書いております。15日から17日はボルドー液の散布を3日に分けて行いました。台風接近を前に終えることが出来、ホッとしております。 さて、右の写真(7月18日撮影)は、7月14日の記事で取り上げました、マスカット・べーリ…

台風6号接近中

あれからちょっとほとぼり冷めましたが、なでしこジャパンのW杯優勝、改めておめでとうございます。 なでしこ旋風は有り難いですが、台風は?

マスカット・べーリーAの傘掛け。

最近は忙しく更新が滞ってましたが、ようやく新しいネタも出たので記事をアップしました。 右は、6月26日の記事以来の、マスカット・べーリーAの畑の写真です。傘掛けを行い、ようやく終わりが見えてきました。主な目的は、鳥よけです。(着色が進んで糖がの…

「日本のワイン」関連書籍紹介

先日、『日本ワインガイド』の紹介を当Blogでしましたが、他にも日本のワインを扱った書籍がここ最近いくつか出ています。実際に小生が購入したものを紹介します。 ○『東日本のワイン』(山本博:監修) ご存知、山本博先生の「日本ワインを造る人々」シリー…

いよいよ、果粒が大きくなって来ました。

前回は、6月15日の記事ですが、マスカット・べーリーAの粒が大分大きくなって来ています。 甲州も上記記事以来のアップです。もともとべーリーAに比べて小粒ですが、結構大きくなってます。 今年の梅雨は、比較的雨が少ないです。(気象庁のデーターを振り返…

今日の一コマ(20110618)

仕事してましたら、甲州の畑でこんなのを見つけました。 家主(鳥さん)がお留守でしたが、そのままそっと残しておきました。こうして居着いてくれてるんですから、巣をどかして片づけるなんてとても出来ません。 しかし、上手いこと作りますね。感心します。

ブドウが着粒して来ました。

5月26日の記事以来の、マスカット・べーリーAの様子です。ブドウの房に粒が付き、少しづつ大きくなってきています。 甲州も同じく着粒が始まってますが、まだこちらは小粒です。こちらは、5月31日の記事以来です。 晴れ間と雨の日とが入れ替わり立ち替わりや…

緑苗植え付け

先日(4月14日)シャルドネの苗木を植え付けた畑にて、追加で緑苗を新植しました。シャルドネ(150本)とシラー(100本)の2品種で、普通用いる接木苗より安価に購入出来ます。(接木苗の方も無事生育中。) お手伝いの方も来て下さり協力して頂いた結果、当…

i-vines(アイ・ヴァインズ)のサイト開設

小生が代表取締役を務めます農業生産法人(株式会社 i-vines)のWebサイトが出来ました。 現在、サッカーのクラブと同じく「サポーターズクラブ」の会員を募集中です。何卒宜しくお願いします。

そして、甲州が開花。

今日は甲州の2回目の防除が終りました。去年の被害が大きかったことから県内では早速対策を施しています(「山梨日日新聞Webサイト〜みるじゃん」より)が、こちらでは独自の防除暦を元に天候に応じた散布を行い、少ない回数で効果を発揮するように心がけて…

マスカット・べーリーAが開花。

日当たりのよい所から、マスカット・べーリーAの開花が始まりました。地味なブドウの花ですが、花の近くに寄るとかぐわしい芳香がします。

待望の日本ワイン書籍の「決定版」〜『日本ワインガイド』

2003年頃にブームの兆しが見え、2004年に雑誌「dancyu」(12月号)の特集で取り上げてブレイクした日本のワイン。これまでに数多くの書籍が出版されてきましたが、この本は、決定版といえるのではなかろうか。 日本のワインの歴史に始まり、今を知るための「…

伸びてきた新梢

5月8日の記事から新梢が伸びて来ました。まずは、マスカット・べーリーAの写真から。 こちらは甲州。最近は、順次畑を回って新梢の誘引作業に勤しむ毎日です。

今年初の「真夏日」

今日の最高気温は甲府で31.4℃でした。まだ湿度が低かったので良かったですが・・・。だんだん、日焼けしてきます。

展葉進んで来ています。

4月24日の記事から萌芽した芽が随分伸びてきました。まずは、マスカット・べーリーAの写真を。展葉5〜6枚になっています。 こちらは甲州です。展葉3〜4枚ぐらいになっています。いずれも、先日の記事と同じ枝を撮影しているので、成長ぶりがよく分かるかと思…

産地は「変遷」する

堀賢一氏の『ワインの個性』の83ページで「失われたワイン」という項がある。 そこには、過去は一大産地であった所が、病害を克服出来なかったり様々な社会的要因などでブドウ栽培が衰退した例が記されています。 実は、小生の故郷・大阪は過去・大正から昭…

鯉のぼりがあちこちで

以前、ちょっとTwitterで関西のワインが話題になったので記す事にしました。その話題をFacebookで記しましたが、訂正加筆して公開出来る場であるこのBlogにて再掲する事にしました。

新たな圃場にて草刈り

萌芽から展葉に至るブドウの姿は生命の息吹を感じさせます。新梢の誘引までにはまだまだ時間があるので、あちこちで畑の整備を今の内に行ってます。 この日(5月2日)は、試運転を終えた新型の乗用草刈り機を新しく借りた圃場に運んで草刈りをして来ました。…

ワインツーリズム山梨 in Tokyo

お台場・東京カルチャーカルチャーにて、山梨のワインと県産の食材による料理を体感して頂くパーティに、運営サポートを兼ね造り手の一人として出張してきました。 メトロミニッツさん主催で、ワインツーリズム山梨(Four Hearts Cafeの大木貴之氏と勝沼:新…

『甲州樽発酵』リリースされました。

Team KisvinのWebページでも紹介しました新商品が発売されました。今回、小生が手掛けた甲州種のワインが新たに加わってます。 商品名は、『甲州樽発酵(2010)』、(ワインの仕込み風景はこちらです)。 詳しくは、シャトー酒折ワイナリーさんまで問い合わ…

ようやく萌芽が進んできました。

先日の記事で取り上げたマスカット・べーリーAは展葉始めまで至ってます。23日に本降りの雨が久しぶりに降ったので、ようやく乾燥から解放されてホッとしたかのようです。 一方、晩生系の甲州はようやくポツポツと脱包して一部は葉が顔を覘かせるようになり…

シャルドネの植え付け等々

畑への道中にある神社ではもう葉桜気味になってきました。ふと立ち止まると春はもう過ぎゆくかのようですが、ブドウの方はまだ動き出したばかりで、今週も色々な作業が目白押しです。(あ、桜は素敵ですが、山梨では桃の花見も格別です。) さて、今週のメイ…

ブドウ棚の改修(その2)

ようやく河川改修がほぼ完成し、去年の11月に一部引っ込めた甲州の棚を3日間かけて元の位置に戻す事が出来ました。 本当は3月中に手を付ける予定でしたが、工事が遅れていたのでここまで延びて冷や冷やものだったのです。ただ、今季は春の訪れが遅いことから…