2008-01-01から1年間の記事一覧

本日から西へ

ようやく一息入れることが出来ました。休暇を取って久方ぶりに寝台特急乗って九州に遠征してます。(もちろん、『愛車』同伴にて。) 旅のツレヅレは、後ほど改めて記します。 (追記) 日豊本線中津駅(福澤諭吉翁で有名ですね。)から安心院葡萄酒工房さん…

足柄峠→御殿場→箱根

自転車で名物コースである箱根の峠越えに出掛けました。これから向かう箱根の外輪山(左:明神ヶ岳、右:金時山)を酒匂川から眺めたショットです。 最初は伊豆箱根鉄道の大雄山駅の近くから足柄峠へ登ります。その途中では金時山が大きく見えてきます。(足…

日本の「紅茶」と日本の「ワイン」

どちらも、国内ではマイナーな立場の両者。(元は「外国発」の農産物ですから。)原料を生産する側の農家は日本の農の現状を考えると、なおさら厳しい状況に置かれがちなのは容易に想像がつくでしょう。 品物は違えども共に似たような立場にあるゆえに、「紅…

失われて行く『食の意識』への警鐘。

タイトルだけ見ると「え?」と思われるかもしれませんが、中身は地に足着いた至極真っ当な内容です。 よくある国産だったらなんでも安心と勘違いしている「国産原料100%原理主義」や、地域ブランド至上主義の功罪にも触れた上で、 『自分たち(国内)ではま…

埋もれさせて置くのが勿体無い日本ワイン!〜 「今や昔」の溌剌さを思い起こさせます

ちょっと思うところがあって本日頂いたのが、先日訪問した山崎ワイナリーさんの『シャルドネ・樽発酵(2006)』。まだワインを飲み始めて真無しの頃、フランスの「シャブリ」を居候して働いていた信州のロッジにて夜のまかないの時に余り物を頂戴した記憶が…

宴の後は、、、

五輪も終わり・夏も終わりと言うところに、世界の上げ底景気も終わりということのようです。(地に足ついてない「経済」ならぬ「経財」ではあきませんなぁ、、、。)

ピノ・ノワールの収穫完了(&赤ワインの造り方)

本日、ゴブレットのピノ畑にて収穫を行いました。 この日、収穫は朝の6時から。なるべく果実が傷まないよう早朝の気温の低い時間に収穫します。総勢10人程で8時頃には終了。収穫したブドウはコンテナに集められて直ちにワイナリーへ運ばれます。 さて、ワイ…

国産ワインコンクール公開テイスティング

この日、2008年国産ワインコンクール受賞ワインの公開テイスティングが山梨・甲府富士屋ホテルにて開催されました。この催しへの参加は、小生は今年で2006年より3回目。今年からは、開催場所が甲府富士屋ホテルに移り、会場の面積も広くなったので沢山の方々…

「一朝一夕」では得られなかったけれど、、、。

3位決定戦では力尽き・ドイツに負けてしまったサッカー女子日本代表ですが、以前は到達出来なかった舞台まで昇り付けたのですからここまでのレベルに至ったことに対し、「よう頑張った」と言葉を贈りたいです。 丁度、同じ日にソフトボールが念願の金メダル…

なんとなく秋の気配?

酷暑が続くかと思いきや、お盆も過ぎちょっと朝晩は涼しくなっています。

ビギナーから酒通まで楽しめる「ほんまもん」の日本酒イベント。

御猪口の底に書かれた、『酒は純米、燗ならなお良しー。』。上原浩氏が、著書『純米酒を極める(光文社新書)』の冒頭に記した言葉です。夏の真っ只中に関わらずこの日は前日までの猛暑がウソのように涼しくなりましたが、「純米燗・夏の宴」の会場は熱気に…

弟が釣ってきてくれた魚を美味しく頂きました。

釣り好きの弟が真鶴で釣ってきた鯖です。手早くおろしてくれました。あとは小生にバトンタッチ。塩・胡椒・料理酒・ワインビネガーで下ごしらえします。 今回のメニューはその魚と夏野菜(きゅうりにプチトマト・ズッキーニにアスパラ)をバジルソースにて和…

ちょっと「浮気」です。

で、その試合見ながら頂いていたのが以前取り上げた『孤高の銘醸蔵』さんのお酒。(→) 弟が盆休みで大阪から遊びに来てこの日の夕方から小生の家に泊まってます。で、食事こしらえてぬる燗でちびちびと飲みながら見ていました。<おまけ>の項でも取り上げ…

もう一度、米国と戦える!

この日はサッカー女子の決勝トーナメント、対中国戦では完全アウェーの雰囲気の中、なでしこジャパンが見事に勝利を収めました。 前回でも取り上げたように、試合を重ねるごとに登り調子になってますが、試合後のこちらの会見(リンク先は「スポーツナビ」)…

こちらも『愛ある叱咤激励』です。

昨年も参加した、「純米燗・夏の宴」が今年も開催されます。今回はその予習にと右記の本を購入しました。お酒の種類如何に関わらず、「酒造り」とはなんぞやと問い掛ける著者の求道者精神にはハッとさせられますね(しかも、世界を視野に入れた日本酒のこれ…

敢えて挑戦的なメッセージを問いかける『日本ワインを造る人々』三部作の最終章

小生はかねてからBlogにてワイン産地としての山梨に対しかなり厳しいハッパを掛けてます(例えば、2007年11月14日の記事や、2008年2月1日の記事。)が、御大が挑戦的な題を引っさげてついに上梓されました。 産地の課題に切り込む「山梨県のワイン」 (「ド…

燃える夏

北島選手の二冠は天晴です。 他にも色々な選手が二連覇達成など良く頑張っています。素直に拍手を送りたいです。しかし、勝つ人もあれば涙飲む人も、、、。様々な出来事が繰り拡げられてますが、決して拍手は勝者のためだけにあるのではありません。

ようやく思い通りの試合が

なでしこジャパンの予選リーグ第3戦(対ノルウェー戦)観ましたが、ようやく堅さが取れたという感じで胸の空く快勝です。 コンパクトなラインで、ダイナミックな動きにボールの展開。そしてディフェンスではすぐに二人がかりで積極的なサンドイッチプレスと…

どうやって持って行ってるの?

会うと時々聴かれるのが、「チャリどないして持って行ってるの?」という質問。と、言う訳で簡単に写真付きで解説します。 まずは自転車を分解。と、云ってもそんなに難しい物ではありません。F1マシンではありませんが、スポーツバイクはMTB・ロード問わず…

はじまりました

北京五輪、開幕しました。なでしこジャパンは辛くも引き分けましたが、反町ジャパンは、、、うーむ。

是非とも読んで欲しい記事

日経ビジネスのWebサイト「NBonline」に『地方再生物語』というコラムが掲載されていますが、これは一度一通り目を通して欲しいです。 特に、最近掲載された北海道産の小麦とその農家の有り様の一連の特集には考えさせられるものがあります。 「国産小麦はひ…

Joy-Division&New Orderでまた色々出るそうです。

備忘録ということで、北海道ワインさんの記事清書差し置いてですが個人的なメモを。 <New Order> リマスター版が10月リリースとのこと。(リンク先はHMV Webサイトより) ライブ盤もDVDででてるそうで、、、。 『ライヴ・コレクション:グラスゴー2006&アン…

埋もれさせて置くのが勿体無い日本ワイン!〜 小樽バインにて“おたるワイン”を味わう会

旅の締めは道産ワインを頂くのならココしか無いといい切れるお店・小樽バインさんにて、道産とイタリアワインをこよなく愛する北海道在住の「アマ」さんが北海道ワインを語り尽くす会を企画して下さりました。会には北海道出身で道産ワインが好きな皆さん(…

おたるワインギャラリーにて“北海道ワイン特別講座”。

小樽の毛無山山腹の本社に併設された「おたるワインギャラリー」。売店では北海道ワインさんの全製品(限定物も含め)が整然と陳列されており、その光景は圧巻です。 昨年に引き続きお邪魔しましたが、今回は、おたるワインを誰よりも良く知っているワイナリ…

道内視察(5日目)

道産ワインの牽引役、北海道ワインさん。 北海道の締めはやはりこのワイナリー訪れなければなりませぬ。 この日の訪問にて試飲出来たワインの中で特筆すべきアイテムとして取り上げたいのは昨年の訪問(2007年8月2日)時にも取り上げた『鶴沼ヴァイスブルグ…

ふらのワインさんへお邪魔してきました。

長い時間かけてようやく富良野にたどり着くことが出来ました。広々とした北海道の原風景が残されており、町の東側には十勝連峰がそびえ立っています。 町営のワイナリーであるふらのワイン(富良野市ぶどう果樹研究所)さんは1972年に設立。道内のワイナリー…

道内視察(4日目)

深川から旭川へ回り、「花人街道」国道237号を走って美馬牛の近くまで来ました。 去年の今頃登った十勝連峰が一望出来、感無量です。

生粋の農家が一丸となって取り組むブティック・ワイナリー〜山崎ワイナリーさん訪問

国道12号をひた走り札幌から約50km、三笠市(岩見沢より北に位置)郊外の達布山傍の丘の上に小洒落たログハウスが建っています。道の傍らには「YAMAZAKI WINERY」と看板があり、展望台の看板に気を取られこれに気付かなければ知らない間にあっと通りすぎてし…

道産ワインの新たな境地を開拓するつつましやかな御夫婦〜中澤農園(Nakazawa Vineyard)さん訪問

札幌から自転車で約50km(直線距離で約30km)、時間にして2時間半程になる岩見沢近郊の栗沢町に夫婦でワイン用ブドウ専業農家を営むのが中澤農園(Nakazawa Vineyard)さん。町の東側の山手に南斜面の丘が拡がり、そこにブドウ農場が開拓されています。その…

風光明媚な洞爺湖畔にて自社一貫生産のワイン造りに励む〜月浦ワインさん訪問

サミットの喧騒が去り、普段の佇まいに戻った洞爺湖の温泉街。その一角に今年建てられたばかりの月浦ワインさんの直営ショップが建てられています。 少ない人数でワイナリーを切り盛りされているので、普段は必ずしもショップに詰めておられる訳ではありませ…