ワイナリー訪問記

「みちのくのグラン・ヴァンから世界に誇れる日本のグラン・ヴァンへ」タケダワイナリー訪問

ついに、待ちに待った日が来ました。ようやく実現した「憧れのワイナリー」への訪問です。上山温泉といえば歌人で作家の斎藤茂吉がまず思い浮かびますが、もう一つ忘れてはいけないのが「みちのくのグラン・ヴァン」として名を馳せるタケダワイナリーさんで…

「瓢箪から出た駒ならぬワイン」天童ワイン訪問

将棋の駒の名産地として名高い天童市ですが、さくらんぼに代表される果樹王国である山形県は果物の栽培に適している恵まれた土地なのです。前述の朝日町ワインしかり、そして8月1日に訪問しますタケダワイナリーといったワイナリーが数多く存在するのも山形…

朝日町のワイン城を訪ねました。

ベアフットのYHへ戻るのに時間があったので、折角なので短い時間ですが立ち寄る事にしました。 実は創業1944年(昭和19年)に遡る朝日町ワイン、ラベルには大朝日岳の絵があしらわれており、地元との結びつきの強さが伺えます。2000年に現在のワイン城が完成…

「普段の食卓にさりげに並ぶ甲州ワインを追求する」 シャトー酒折ワイナリー訪問

兼々気にしていたワイナリーであったシャトー酒折さん。甲斐Vin等でその存在を知り、5月20日のワインフェスで醸造責任者の井島正義氏と初お目見えとなったことから、今回訪問と相成りました。 シャトー酒折さんを気にしていた最大の理由として、クリーンな果…

「たとえ一樽、いや一雫でも最高のものを、、、」勝沼醸造訪問

「カツジョー」の愛称で親しまれ、勝沼御三家(あとは丸藤さんと中央さん)の一つに数えられる勝沼醸造さん。今回は、気楽斎氏とmutsu氏の粋な計らいにより、有賀雄二社長との面会が実現しました。 勝醸さんといえば、甲州種に対して特別な想いを持ち続け、2…

「もう『普通のお菓子屋』とは言わせません!」 シャトレーゼ勝沼ワイナリー訪問

あの「イケメン」戸澤一幸氏が率いるシャトレーゼ勝沼ワイナリーさん。5月20日のワインフェスでそのポテンシャルの高さを見せつけられた私は勿論、次なるターゲットとして狙っていました。いやがおうにも期待が高まります。 万力公園の「グリル・パイナリー…

「『朝焼』の光の彼方に未来が見える」金井醸造場訪問

6月15日、究極の「醸し」甲州ワインがついに発売された金井醸造場さん。今回は、その待望のワイン、『万力甲州 朝焼』(2005)の直売所仕様エチケット版(栽培醸造責任者、金井一郎氏のご祖父作の絵画をあしらったもの。)の購入も兼ね、自然栽培の畑を見学…

「冷静な視点で日本のワイン界の現状を見つめ我が道を行く」奥野田葡萄酒醸造訪問

3件目の奥野田葡萄酒さんは始めての訪問。しかし、ここのワイナリーさんは今回の訪問の中で最大の収穫でした。 奥野田さんは、独特のアートラベルのエチケットがトレードマークですが、その芸術センスの裏に隠されたワイナリー独特の経営戦略は、日本のワイ…

「地元に根ざしつつも果敢に挑戦!」旭洋酒訪問

3月の「それいゆ」3兄弟お披露目会で新たなる一歩を踏み出したソレイユワインの旭洋酒さん、こちらも3度目の訪問です。 ソレイユさんを知るキッカケとなったのは、近所のいきつけの酒屋さんで、甲州種ワインは繊細な果実味を生かすべきという持論から「果…

「一本筋の通ったワイナリー」機山洋酒工業訪問

決して背伸びをせず身の丈をわきまえ、真摯に取り組む「私たちの小さなワイナリー」である機山洋酒工業さん。私自身は今回で3度目の訪問です。 「硬骨のワイナリー」というキャッチフレーズでボクはよくこのブログに書いてますが、それはシンプルな商品構成…

大和葡萄酒訪問

甲府での楽しい一夜が終り、今日はこの土日の最後のお楽しみ、大和葡萄酒さんへ訪問しました。 4月6日の記事で取り上げた大阪の新興ワイナリーである「仲村わいん工房」の仲村光夫・現二親子が足繁く通い、交流を持った名門ワイナリーとして記憶に残っていた…

ルミエール訪問

1885年(明治18年)に創業と現存する日本の本格ワイナリーの中では最古参とされ、今は栽培のチーフを務める小山田幸紀氏の存在がクローズアップされているルミエールさん。 「レザンファン・カベルネフラン2003」を飲んでファンになったのと、「小山田氏に会…

思わぬ歓待を受けました!

さて、4月22日の記事でも書きましたが、もう一つの嬉しかった出来事、それはイケダワイナリーさんへの訪問です。遅ればせながら、ようやく記事にする事が出来ました。申し訳ありません。 帰りまでに多少時間があったので、リリースされたばかりの『セレクト…

仲村わいん工房訪問

午後は、大阪の新興ワイナリーで、このブログでも時々出てくる「超もとい蝶メルロ(笑)」を作っておられる仲村現二氏の「わいん工房」を訪問しました。 近鉄南大阪線の上ノ太子駅で待ち合わせし、軽トラで現二氏が出迎えて下さりました。そしてブドウ畑の間…

カタシモワインフード訪問

旅の終りには骨休めで実家の大阪に立ち寄り、かねてから訪問したいと希望していた大阪二大ワイナリー(おっくーの私見ですが)を訪れる事になりました。 カタシモさんは、私にとっての日本ワインの原点です。(多分、ここのワインを飲むことが無かったら、「…

都農ワイナリー訪問

今回の遠征も今日で最終日。 最後の目的地は、今年1月に平塚の某レストランで開催されたワイン会でタケダワイナリーの岸平典子社長が注目されているワイナリーとして挙げておられたのが心に残っていたので、数少ない九州のワイナリーを訪問する絶好の機会と…

Beau-Paysageの岡本英史氏を尋ねて

津金と聞くと、ほとんどの方は?でしょうが、山梨県北杜市の一角で、清里の僅か南に所在し、ある意味では穴場的なトコロです。 北に八ヶ岳、南に南アルプスが望める、文字通り「眺めの良い場所(=Beau-Paysage)」なのです。そんな風光明媚な所で、まさに泥…

たかやしろさんと小布施さんを訪問

会社のリフレッシュ休暇で放浪の旅と書きましたが、今週は信州を中心としたワイナリー巡りです。 この機会を逃したらアカンと思い、たかやしろファームと小布施ワイナリーを訪問してきました。 夜中高速を走り、小布施のハイウエイオアシスで仮眠、それから…

鬼蔵巡りツアー(笑)<19日編>

さて、18日編に続いて、ワイナリー巡りの報告です。 心配された天気も、朝になれば晴天に。しかし風が強いのには参りました。 もはや定宿となりつつある勝沼ぶどう郷YHで宿泊(いつもお世話になっております。m(__)m)し、菱山中央醸造→旭洋酒→金井醸造場→中…

鬼蔵巡りツアー(笑)<18日編>

3月18日(土)と19日(日)に開催される勝沼ワイナリーズクラブの「ウイークエンド蔵巡り」にプラスアルファということで甲州市とその近辺のワイナリーをチャリンコでガンガン回ってきました。 いつものように1st.マシン「赤い彗星号」のレガシィに、2nd.マ…